ママ向けカメラを探したときに、Z fcが発売されたのでZ50を買った話
2021年7月23日にNikonからミラーレス一眼レフZ fcが発売された。
フィルムカメラの名機、FM2をモデルにしたボディは、レトロ可愛くって私のツボである。元々使っていたカメラの買い替え時期と合間って、購入候補の上位になった。
でも最終的に私が買ったのは、同じNikonのミラーレス一眼レフのZ50である。その理由と変遷をnoteに記録しておこうと思う。
そうだ、カメラを買い替えよう
私は長年Nikonユーザーで、Nikonの高級コンデジCOOLPIX P5000が初めてのデジカメだ。途中コンデジや高級コンデジにCanonやSONYも使っているんだけど、操作系統やグリップが一番しっくりくるので、結局Nikonに戻ってしまう。
一眼レフに関しては、D3100→D5500とAPS-Cセンサーのものを使ってきた。D5500は5年ほど使ってきて、写真撮影には今でも充分使えるカメラだ。ただ、動画撮影には動作が重く、向いていない。
今まで、風景やテーブルフォトなど動かないものを撮っていたので問題なかったが、よく動く子供を撮るにはもっと機動力も必要になった。D5500も軽く、コンパクトなのだが、それ以上に子供が手強かったのだ。1gでも軽くしたいし、コンマ秒でもシャッタースピードを合わせたい。
私がカメラ撮影を始めたころは、ミラーレスカメラよりも一眼レフの方が優れているとされていた時代だ。ところが、2021年現在、カメラ市場はミラーレスカメラが主流になっている。そして、一眼レフでシネマティックな動画撮影をするのが普通になりつつある。
私の使っているD5000系統もディスコンになってしまい、ついにプロ以外はミラーレスが基本になってしまった。レンズ資産が惜しいところだが、これは時代の流れに乗ってカメラを買い替えよう。
Z fcとZ50を比較する
そのタイミングでZ fcが発売されたので、これは買うしかないのでは……と思ったものの、高い買い物をする場合、じっくり比較検討をするタイプなので色々調べることにした。
ちなみにSONYのα6600も比較したのだけど、グリップ感とファインダーの覗いた感じがしっくりこなくて候補から外すことにする。フルサイズセンサーの機種も、センサーを積むぶん重くなるので、今回の用途からは外れる。
そうすると2019年発売の「Z50」が浮かび上がってきた。実を言うと、Z fcと中身の性能はあまり変わらないのだ。違うことはボディや付属品にある。
Z fcは撮影をじっくり楽しむカメラで、Z50は気軽にささっと撮るのに向いてそうだ。撮影ダイアルをゆっくり合わせる楽しみは、私が独身だったときは間違いなく選びそう。しかし今は、瞬発力が必要である。子供すぐ動くんだもの。
グリップがデザインに組み込まれており、評判のいいNIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6レンズをセットに含むZ50の方が、コストパフォーマンスも良さそうである。
一眼レフをそのまま小さくしたボディも好感度。私がNikonに惹かれるのは、確実にボディのグリップ感が好みだからだ。そう思うとZ50も可愛く思える。
惜しむらくは、Z50がチルト式モニターであること。バリアングル式モニターの方が地面に向かって撮影するとき、楽な体制で撮りやすいのだ。モニターを上に向けてレンズを下に向けられるから。チルド式は自撮りには向いているのだけど。
同じシステムでも、操作系に変化を付けるとずいぶん変わるものだ。
Z fc、子なしのときに出会いたかったなぁ。
Z50がうちにやってきた
と、いうことでZ50がうちにやってきた。Z fcやZ9発売されて、Nikonのミラーレス一眼周りが賑わったから買ったんだろうなぁとも思っている。コロナ禍も落ち着いてきたので、久しぶりに撮影に行きたいものだ。近いうちに保育園行事もあるので、動画にチャレンジしたい。
物撮り作例
布コサージュとパールの質感違いの表現をチェックしたい。iPhoneも少し前の世代だけど、明るいレンズなので悪くない質感。Z50はキッドレンズでF値が低いけど、奥行きが出る。やっぱり物撮り頑張るなら、Z50かな。
(ちなみにスマホから見ると、画像の違いがわかりづらい)
iPhone11
Z50 NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6
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