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東京オリンピック終わりに寄せて

※念のために書いておきますが、私は大会関係者でも何でもないので悪しからず。
※思いつきで書いているので、エビデンスゼロです。そちらも先に謝罪しておきます。

今日で東京オリンピックが終わりとなりました。

次に日本へオリンピックが招致されるかどうかも分かりませんし、書けるときに書いておこう、と思って書いておきます。

私が特に見ていたのは陸上競技の中長距離です。
歴史に残る活躍が幾つもあり、近年稀に見る大会結果だったのではないかと思います。
そういった中で、今後に向けて自分が感じたことを書いておきます。

1.スポーツ人口の裾野を広げる

ランニング人口、というよりスポーツ人口の裾野を広げることが大切なのではないかと思いました。今の社会は、大人になると仕事によっては日常がスポーツと切り離されます。便利になった世の中で、人々は身体を使って何かをすることが少なくなっています。都市の中に、意識的にスポーツ出来る環境が、官・民連携で作れると良いのかなと思いました(理想論ですが)。これは、陸上競技だけではなく、スポーツ全体、また人々の健康•ライフスタイルにも関わる事です。普段の生活の延長上にスポーツがあり、さらにその先にランニングや陸上競技がある、と考えます。


2.中距離を強くする

ここからは陸上競技の話を。
どんなレースを見ていても、やはりスピードは大切だと思いました。日本の駅伝という文化を私は大好きですし、私も駅伝を走ったことがきっかけで長距離をやっていたので、嫌いというわけではありません。しかし、世界と戦うスピードをつけるなら、少なくとも高校生に7キロ以上は長い距離かな、と思いました。理想は、中学生の間は800でスピードを積んで駅伝で3キロ、高校生で1500やりながら駅伝で5キロ、というところでしょうか。

ジュニア世代で磨くべきはまずスピード、その後、距離という順番が良いのではないか。それが、日本だけではなく世界と戦うという事でしょう。

3.指導者が速く走る指導を出来るか

ここでは、「故障せずにスピードを高める方法を知っているか」と定義をさせてください。私は現役の時にスピードがなく、高校時代まではこれ以上伸びないだろうと思っていましたが、大学に入って伸ばすことが出来ました。練習方法次第で伸び代を伸ばすことが出来ますし、伸び代を作ることも可能です。そのためのトレーニング理論が、指導者側にないと今後の日本陸上界の発展はないと思います(いきなり大きく出ました)。

スタミナで勝負し続けるという時代ではなく、スピードの延長上にスタミナを求める。(もちろん、両者を融合させるのはとても難しいですが…)

4.上記3の理論を、一般ランナーへ普及を
色んな方が、この活動をされているのも知っています。今後、もっともっと増えて欲しいと思い書いておきます。走ることは楽しいし、速くなれるともっと楽しい。でも、今の世の中、みんながみんな練習会に参加できるわけではないし、練習拠点を持っている訳ではありません。自分で研究し、試行錯誤を重ねている一般ランナーに、もっと速くなる知識が浸透するくらいになれば良いなと思っています。


母校の後輩がオリンピックに出場し(面識はないですが)、色々思うことがあったので書いてみました。

普段はこんな事を考えることはないでしょうし、良い機会だと思って書いてみました。

パリ五輪なのかどうかは分かりませんが、

日本の中長距離でオリンピックメダルを

関係者の悲願が叶うと良いなと記して、文章を終えたいと思います。
選手の皆さん、お疲れ様でした!

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