仏様から剣(ド○クエのひのきのぼう風)を頂いたお話し その3
の続きとなります。
※闇々しい描写があります。感じやすい方はご注意ください。
自分のみっともない姿をさらしつつ、ご本尊さまから、正体不明の「ひのきのぼう(仮)」 を頂いた私ですが( ̄▽ ̄;)
その際のやり取りで、私が、お寺から半ば強制的に居られなくなるような流れになったのは、
お寺がこれ以上すごい事になる前に、私を、本来居るべき所に帰す為であった、的な事を言われて、
(一応、思いやり?だったのかな… 苦しい体験だったけど… ( ̄▽ ̄;)
と、まだ悲しい気持ちはあったものの、ある程度納得してしまい、
一晩経つと、棒の事はすっかり忘れてしまいました。(金運にも関係なかったし(^-^;)
そして、しばらく経った頃です。
お付き合いされていた方が先頃自死されて、今のその方のお気持ちや状態を知りたい、というご依頼が入りました。
誠に悲しい事ですが、実の所、こうしたご依頼は珍しくなく、拝見したものをどこまでお伝えするのか、やや迷いが出る事もあります。
このような形で亡くなられた直後は、難しい状態である場合が多く、深く知った方がショックを受けてしまわれるケースが多いからです。
それでも、ご縁あって頂いたご依頼をお受けしない訳にはいかないと、当時の私は思い、
「それでは、ご様子を拝見させて頂きますね。」
と、集中しはじめると、
案の定、あまり良くない状況の「彼」が、部屋の奥の空間から、ゆっくり、ゆっくり、すーっ…と現れました。
目がうつろで、視点が定まらず、意識のはっきりしていない彼の全身から、
迷い、恨み、悔しさ、後悔、孤独…などの、暗い感情が、黒い煙状に大量に吹き出していて、彼を包んでいます。
私はその姿にややたじろぎつつ、目を凝らしました。
(…あれ?彼の守護霊様は?( ̄▽ ̄)
通常、亡くなった方をお呼びすると、守護霊様がすぐ後ろにおられるのに、お姿が見当たりません。
お探しすると、
彼の守護霊様は、黒い煙に阻まれて、彼を気にかけながらも近くに寄れずに、少し離れた所から見守っておられました。
(え、あんな遠巻きに?… ( ̄□ ̄;)
通常、当人から話を聞けない場合、守護霊様からお話しを伺ったりするので、私は、ちょっと困るな、と思いました。
そして、彼から放たれる、何とも言えない 「閉じた」 気配…
(…もしかして)
「…この方は、心のご病気か何かですか?」
「はい、そうです。」
(…やっぱり…(´・ω・`)
普通は亡くなって、少しずつ様々な事(自分は周りの人に愛されていた事など)に気づきながら浄化が進み、「上がって」行くものなのですが、
個人差や状況にもよりますが、心の病で亡くなられた方の中には、一定数、死後もしばらくは心が「閉じて」いて、周りの気持ちが届きにくく、気付きを得るのに時間がかかる方がおられます。(やがては浄化されて上がられますが。)
この方は、自死された事により時間が亡くなった所で固定化されてしまっていて、
残念な事ですが、より一層、気付きも浄化も追い付いていない状態になっているように見えました。
というか。
(…ち、ちょっと黒煙濃すぎない? ((( ̄▽ ̄;)
今まで見たこともない大きな黒い煙が、部屋いっぱいに広がるのを見て、私は思わずツッコミました。
「気をつけろ。来るぞ!」
指導霊のおじさんの言葉が終わるのを待たずに、
「彼」がその濃厚な負のエネルギーを溢れんばかりに纏いながら、こちらにまっすぐ向かって来ました。
この状態の人は理性があまり働かず、大体その荒々しいエネルギーを撒き散らしながらこちらに来ようとします。
そして、それをそのまま受け取ると、こちらはダメージをくらって、最悪、数日は尾を引きます。
(あーやっぱりこうなるのか… ((( ̄▽ ̄;)
私は下腹に力を入れて、体内の陽の気を強くして、負のエネルギーに耐えようとしました。
その時です。
ふわっ!
どこからともなく、ご本尊さまから頂いた、ひのきの棒(仮)が、飛んで来て、
まるで意思を持った生き物のように、私と彼の間に立ちはだかりました。
(…へ?( ̄▽ ̄;)
突然の事に、私がついて行けないでいると、
その棒は、急に、 ぱーっ! と光り出して やがて、
静かに美しく光輝く、小ぶりの 「剣」 になりました。
(…( ̄□ ̄;)な、何これ…!)
私が、音もなく静かに宙に浮かぶ 「それ」 を呆然と見ていると、
なぜか、彼も、彼から吹き出す大量の負のエネルギーも、こちらに近づいて来ません。
(…何で?( ̄▽ ̄;)
と、思いつつ、
(この隙に、彼から話しを聞こうかな? でもこの状態じゃなぁ…)
と、様子を見ていると、
(あ、あれ?( ̄▽ ̄;)
彼の周りの黒煙が、徐々に、少しずつ清まって行き、彼の姿がはっきりと見えるようになり、やがて、彼の目には、弱々しいながら、光が戻ったのが分かりました。
(プ、プラ○マクラスター?!Σ( ̄□ ̄;)
などと、心の中でつっこみをいれつつ、
「…大丈夫?」
「…ハイ。」
試しに 「彼」 に声をかけてみると、やや沈んだ状態ではあるものの、普通にやり取りが出来るようになりました。
(???(・ω・) まあいいや。この隙に話そう。)
宙に浮かんだ剣を間に挟みつつ、彼とのやり取りが始まりました。
その4に続きます。↓
長くなり申し訳ありません(´;ω;`)
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