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へんのたい2号。
どうでもいい話ですが、私が今まで出会った数々の変態たちをシリーズ化しようと思う今日この頃。(・∀・)暇だから
「いい?むらさき。変態がでたらまず急所を蹴って、怯んだところで目をつくんよ。」
そう母に小さい頃から教え込まれていた私は、常にイメトレしていた。
たま蹴って、目つぶし!たま蹴って目つぶし!
20代後半。当時は実家住まいでアパレルのお仕事をしていた私。セールの時期になると、閉店後に棚卸しや次の日に売り出す商品の準備で連日終電です。
家に帰り着くのは夜中の12時過ぎ。最寄り駅は21時に無人駅になります。
駅から家までは暗い田んぼ道。ある日、歩いていると白いクラウンがゆっくりつけてきました。
まだそれまでの変態にはたま蹴り目つぶしが、1度も成功した事がないむらさき。
今度こそは!(`・ω・´)キリ
車は私の隣にピッタリとつき、ウィ〜ンと窓を開け、銀縁メガネでポロシャツのエリを立てた2号が、蚊の鳴くような声で言いました。
「送って行きましょうか。」
ギロりと睨みムシする私。すると去って行く2号。ナンバーは1234ね、メモメモ。毎回この繰り返し。
でも、ある日の終電。その日はいつもと違ったのです。
腹がへっていた私は我慢できず、買っていたマックのチキンナゲットを口に入れる前に考えた。むらさき家は歩き食い厳禁です😂
こんなとこ母ちゃんに見られたら、またゲンコツやなぁ、、人の目を気にして後ろを振り向いた。
∑(゚Д゚)
驚いて心臓が止まりそうになりました!
そこにはエリを立てた2号が立っていた!!!
私はすばやくヒールを脱いで手に持ち、裸足で猛ダッシュしながらイメトレする。たま蹴り目つぶし!たま蹴り目つぶし!
息が苦しくて立ち止まると、追いかけてきた2号は私の肩をつかみ言った。
「ねぇねぇ。」
その瞬間!ブチギレた私は怖いもの知らず。
「キサマ!ごらぁぁぁ!!!」
一斉に近所の犬たちが吠えまくり、むらさきのすけだちをする。
狂ったようにたまを猛攻撃!執拗に狙い、前屈みになった瞬間を見逃さない。メガネの上から殴る蹴るの暴行をしたのは私の方だw
「もういい、、。」
と言って逃げて行く2号。
「お前の顔覚えたぞ〜!」
と、まだやる気のむらさきw
初めて成功した私は、達成感でいっぱいで清々しい気分になった。
その数日後、駅の駐車場でパトカーが2台、車に乗った2号を囲んでいました。
2号を見たのはそれが最後です。痴漢で捕まったのかな🤔
お暇な方は1号のお話もどーぞー❤️