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トイドローン Tello アプリ不具合でプログラミング不能!?の解決策

トイドローン Telloは、プログラミング教育にも活用出来るという一面があります。パソコンやスマホアプリで使える、「Scratch」という教育プログラミング言語と環境を利用すれば、ドローンが飛ばす事が出来るのです。

プログラミング的思考を学ぶ教材として注目され、小学生のプログラミング教育に活用されるという事例もありました。更に、Telloのプログラミングをスマホで簡単に使えるアプリが、いくつか登場してきたのです。

Telloにプログラミング教育の要素をプラスしたTello EDUも発売され、更に『Tello EDU アプリ』が開発されます。このアプリは、日本語でも使えて、ゲーム感覚でTelloのプログラミングを学べる優れものでした。

ここからが、今回の本題。。。

「でした。」と書いたのは、2022年5月21日現在、ある事を行うと、このアプリが使えなくなってしまうからです。ある事...それは、ファームウェアのバージョンアップに他なりません。

ファームウェアのアップデートは、その機器の性能を向上させるものですが、時に今まで使えた機能が使えなくなるという悲劇的な事態を招きます。正に、今回もそれであり、『Tello EDU アプリ』に機体をWifi接続しようとすると、ファームウェアバージョンが認識できないとして、接続が拒否られてしまうのです。

こうなると、アプリ開発側の新アップデートを待つ以外に方法はありません。

そこで、他のアプリで何とかプログラミング操作できないか?と考え、いくつか試してみました。残念ながら、どれも『Tello EDU アプリ』より使い勝手が良いものはありませんでしたが、『DroneBlocks』というアプリが『Tello EDU アプリ』に操作性が似ていました。

DroneBlocksの画面
Tello EDU アプリの画面

画像でわかるように、ブロックを積み上げるタイプのプログラミング系アプリなので、両者とも初心者がプログラミングを体験するのに適していますが、『DroneBlocks』は英語なので、そこが使い辛い点でしょう。

カルチャーセンターのトイドローン入門講座でも、ドローンプログラミングも体験してもらっていますが、アプリを使用するものは、突然、それが使えなくなる場合もあるので、なかなか注意が必要です。受講生さんを目の前に、アプリの不具合で「トイドローンが飛ばない!?」は洒落になりませんからね。

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