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トイドローン 飛ぶ仕組みの話(1)

今回は、トイドローンの基本中の基本となる話をします。そう、「トイドローンは何故飛べるのか?」というお話です。

もちろん、これはトイドローンに限らず、ドローンにも共通する仕組みになりますが、どのような仕組みで安定感のある飛行を可能にしているのか、説明していきたいと思います。

トイドローンには、複数のプロペラがあり、これらが上手くバランスを取る事で、あの安定感のあるフライトを実現できるのです。今回は、クワッドコプターという4枚プロペラのドローンを元に説明していきます。

トイドローンの飛ぶ仕組みはこれだ!

トイドローンが浮上して、空中でその場を維持する事をホバリングといいます。ホバリングを行うには、4枚のプロペラが同じ速度で回転する必要があります。

図を見てもらうとわかりますが、この4枚のプロペラは全てが同じ方向に回転しているのではありません。対角線上にあるピンクのプロペラは時計回りに回転していますが、水色のプロペラは逆時計回りに回転しているのです。

対角線上のペアで回転が異なる事で、お互いが反トルクの関係となり、バランスを保ち、空中に浮遊する事が出来るのです。これが、ドローンの基本的な飛ぶ仕組みになります。

そして、各プロペラの回転速度を変える事で、ドローンは前後左右に自由に飛ぶ事が出来るのです。

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