読書記録→2020年7月「ぜんぶ、すてれば」
今年22冊目!21冊目は、自分の趣向と合わずアウトプットも苦戦。いつか記録はしたいところ。
【タイトル】
ぜんぶ、すてれば
【著者】
中野善
▼読んだ目的
これからの時代どういう心持でいけばいいのか参考にしたくて読んだ。
▼趣旨(この本を一言でいうと)
一人のオッサン(失礼)の考え方に基づくメンタル整える為の本
▼つまり…
これからの時代はミニマムリストでいけ!
▼具体的にいうと…
●人付き合いもモノ(家とか資産)も必要最低限にしろ!むしろ持たなくていい。持つことによって不安や執着がうまれ、身動きができなくなる。そして会社はただの箱、働くのは会社の為ではない自分の為であることを忘れない。
●過去、人付き合い・予定・こだわりは捨てる。捨てる事によって新しい出会い、価値、気づきがある。前例もそう、前例があるとそれにとらわれてしまい新しい発想できないから捨てろ!
●今に集中しろ!明日が来ないかもしれない、今日できる事は今日全部やれ!スピード命、朝令朝改上等!準備万端な日なんて一生来ないんだがら打席にたったらとにかくバットを振れ。
▼まとめ
この連休体調不良でいいようのない不安に苛まれ、救いを求めて読んだ本。寺田倉庫の事は知っていましたが、著者の事は存じ上げず。スミマセン。
一言でいうとオッサンの考え方をまとめた本。オッサンとか書いているけど敬意をこめてオッサンと呼ばせて頂くその人の生きていく上でのポリシーがライトに語られている。漠然とした不安をかかえている人にはオススメ。何故かというと、今が旬な経営者の人が書いた本のように「こうすべき」な押し付けが少ないので気楽に読める。(→いいところ)押し付けって元気な時はやる気を出してくれるんだけど、落ち込んでいるときはますます落ち込む材料になりますからね。
内容(著者の考え)をまとめると、
リアル(物)もメンタルもミニマリストになれ!余計な思考せず、超高速PDCA!ってな感じでしょうか。
自分のこの本を読んだ目的「これからどうすりゃいいんだ…」的な問いに関しては、「執着捨てろ!」で解決した。最近昇進したから余計に地位を守るのに必死な自分がハズカシイ。「執着」していると守りにはいって、身動きできなくなるんですね。そうすると思考広がらないから悪循環。
あと「準備万端な日は一生来ない」これ一番印象に残りました。いつもの私は「まだ資料が整っていない」とか言い訳ばかり。パーフェクトな自分はこないからとになく行動してみる事が大事なんだな…。
金言は多い本だと思いますが、目次がないのがマイナスポイント。随所に関係者の著者に対するインタビューがあり、著者の人柄がわかっていいけど、やや身内ワッショイの本なのかな?って感じなくもないけど、それでも嫌味なく読めるのはインタビュー形式でコンパクトに内容がまとめられているから。
自分のポリシー作りの参考にしたい本。
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