【映画】推しの子
Amazonプライムでドラマ全8話を完走し、映画推しの子を見てきました!
まず…ちょっとしか出てこないゲスト豪華じゃないですか!?
アイの母に剛力彩芽!
いたるところにある注意の張り紙とか、虐待のシーンが実写だとリアルでくるものがあります。
一瞬の出演でしたが、アイの人格形成に多大な影響を与えた人物として素晴らしいお芝居でした。
そして養護施設の先生に仁村紗和、ちょい役のゲストがラストマイルなみじゃないですか…
最後にちょっと出てくる葉山奨之とか…現実にはきゃりーぱみゅぱみゅと結婚してることを想起させるキャスティング…
カミキヒカルの二宮和也も、多分原作と年齢もビジュアルも結構違うんですけど、(舞台挨拶か何かの情報で、年齢も身長も10違うって本人が言っていたらしい)それよりなによりカミキの、少年のころから芸能界にいて性的搾取にあっていたという背景にめちゃくちゃ厚みが出るというか…
日本のトップアイドルであったことによって、虚構に説得力が増すというか…
ドラマも映画もキャスティングが神がかってるな…としみじみ思いました。
映画なので、15年の嘘の映画の舞台裏、美術打ち合わせとか、衣装あわせ(衣小合わせって書いてあったけど、多分そういう名前なんだろう)とかが非常にリアル。
漫画やアニメと違うところはセットや衣装が実在する本物なので、隅から隅まで情報量が多いところ…
今日あまと東京ブレイドは同じドラマでも、予算が全然違うからスタッフの数や機材まで違うとか、背景になっている部分だけでも受け取る情報が全然違う。
出来れば丸の内東映で見てほしいってあったけど、確かにそこで見ていたらクライマックスの臨場感半端なかっただろうな…
髪色とか瞳の星とかも、実写ならではの処理で、コスプレにならない実写化としていい塩梅だったと思います。
アイドルの衣装や楽曲の出来も素晴らしく、普通にB小町のファンになっちゃう…
MステにB小町として出演するらしいので、とても楽しみ。
私はドラマ内アイドルが大好きなので…(ゴクドルズとかサニサイとか)
以下画像の下にラストのネタバレを含みます。
東京ドームの舞台にルビーは立てたけど、B小町としては立てなかったんだね…
この作品自体のテーマを「生まれ変わりに頼らず、自分の人生を歩いていこう」ってモノローグでまとめてたから、ルビーもB小町を卒業してソロアイドルになったってことかぁ…
それはわかるのだけど、グループアイドル好きとしては、B小町としての成功が見てみたかったな…
さらわれたルビーを守るためにケガを負ってカミキを追いかけたこと、アクアとカミキの死体は出ていない、事故として処理された点で、原作よりも救いがあるって言われているのに納得した…
アクアの選択はルビーを守るため仕方がない緊急避難的な判断だった…となれば、残されたみんなも引きずっていられないもんね…
あとドラマから映画まで10時間以内に凝縮されているし、1か月以内に見ているのと、アクア→かなの恋愛的な気持ちがほぼカットされているからノイズが少ないのかもしれない。
アニメではどのように描かれるのかも楽しみです。