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【映画】ガッチャード / ブンブンジャー

映画『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』と
『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット』を見てきました。
以下ネタバレ有りの感想です。


爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON!プロミス・ザ・サーキット

まずは、ブンブンジャーから。
今回のゲストHIKAKINさんは本人役での登場。
ブンブンジャーは正体を隠していない戦隊なので、ブンブンジャーとのコラボ動画の撮影のため、大也の買ったサーキットにスタッフとともに来ているという設定です。
調達屋がHIKAKINさんも調達してきた模様…すごいね!

でもそこに惑星トリクルの王女二コーラが逃げこんできたため、HIKAKINさんにはすぐにお帰りいただくことになる。まあ宇宙のお姫様と会わせるわけにはいかないもんね…

ブンブンジャーは王女を保護するが、ハシリヤンは王女を渡さなければ地球に「惑星大破壊大ミサイル」を打ち込むと脅迫。
大也は、二コーラに自分はどうしたいかを問う。
第1話で未来が得た「自分でハンドルを握る」ということを、今度は二コーラが決意するまでの描写が丁寧に描かれます。

未来が主人公かと思うくらい、二コーラとの絡みが多い。
かつての未来がそうであったように、物事を自分で決めずに流されてしまうのはよくない。主体的に人生に取り組むべきと未来が伝えるのが、彼女の成長も感じられてよかった。

短い上映時間の中で、それぞれのキャラが活躍している。

錠は、ひとりだけ水落ちしたり、バク転したり素面アクションが見どころ。

玄蕃はピットボードを掲げてブンブンカーをピットインさせることでピンチを脱出する。さすが調達屋。

射士郎は「情報屋」としてのネットワークを使ってミサイルのプログラムを書き換えさせるという頭脳派なところ見せてくれてよかった。

先斗とビュンディーは6人+ブンブンとビュンディーの名乗りがあってよかった。

ちなみに、復活怪人がユーズド苦魔獣と呼ばれてるの面白い。車だけに。
「中古車」「在庫一掃」とかセリフでも言われてた。

最後に二コーラに自分のチェンジャーをあげちゃう未来、ブンブンジャーのメカは大也とブンブンが作っているので、また大也に作ってもらえばいいやと思ってるのかわいいね。

ミサイルをリサイクルして王女を星に届けるぞというところで、ブンブンがエンディングを歌って踊って大団円なので、どうしても強引な幕引きだなとは思っちゃう。
結局ひとり星に戻って何とかなるんだろうか…まあ、なるんだろう。

仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク

えっと、エンディングが…エンディングが…!!!
私的にエンディングのミナト先生と鏡花さんが見どころすぎて…
そしてそれを邪魔しないよう加治木を止めてるスパナ…!
ちょっと色々吹っ飛びすぎたのですが、とてもよい夏映画でした。

今回の主人公は、未来の宝太郎(デイブレイク)と言っても過言ではないと思います。
20年後の宝太郎は仲間を亡くし、死に場所を求めながら戦い続けている。
アトロポスとクロト―や、但馬という仲間がいるのがまだ救いだけれど、本当に辛い20年だったんだろうなと…

冥黒のデスマスクは、死んだスパナ、ラケシス、ミナトと同じ顔をしているものの完全に別人。むしろその姿を使って実験体(人間)の回収をしているグリオンの悪辣さが際立つ。

途中でガヴが変身前の姿で出てきて、変身をするんだけど、この変身の仕方…絶対なにか変身者に代償があるタイプだ…
ガヴのポップな見た目に隠された重い設定があるに違いないと思うんで、楽しみに待ちたいと思います。

一香ちゃん、なんか見たことがあると思ったら、クックルンのコムギだった。二月の勝者にも出ていたらしい。

デイブレイクの世界線では、ラケシスが殺されているので、ラケシスがグリオンに怯えているのが死亡フラグではと思っていたけれど、本編の世界では死なないで済みそうだな…とかメタ的に考えちゃいました。

アポトロスのリップが赤と黒じゃなくて赤一色になってたり、がんばれーって小島よしおと一緒にやってたりしてかわいかった。
クロト―も、ラケシスが別人だとわかっているのに同じ顔だから攻撃できなかったり、未来の宝太郎のけがのことを気遣ったりして、好戦的だけど優しい人なんだよ…

カグヤ様を助けにふらりと通りかかる門矢士!!!
カグヤも仮面ライダーレジェンドという物語の主人公なんだなと実感。

宝太郎とりんね、デイブレイク世界線での別れのシーンが辛すぎるけれど、SUNのケミーに魂を移して、過去に戻ってあかつきの仮面ライダーと一緒に戦ったという絵本への帰結が美しい…

そしてエンディングの花火大会…!
りんねちゃんの浴衣姿もかわいかったけれど、やっぱり鏡花さんとミナト先生…手つなぎ…生徒にバレてますよ…!!
と、そこですべてファーっとなって記憶が飛びました。

最高の夏映画でした…もう一回見たいな。


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