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B級グルメ好きな私が愛する東京の店2024

2024年、個人的には不安定な日々が続き大変な1年でしたが、美味しいお店にもたくさん行きました。
B級グルメ大好きで呑兵衛な私が舌を巻いたお店を、一覧でどこかに残しておきたい、なんなら色んな人に行ってみてほしい...!と思い、noteに記してみることにしました。

サクッと一人で行ける店

仕事終わりや休日のランチにちょうど良いB級グルメ。昨年「ここはリピートしたい!」と思ったのはこの3店舗です。

三田|ゼロワンカレーA.o.D

カレーミールス

南インド料理の本格カレーが楽しめるゼロワンカレー。
カレー2種〜5種のミールスの中から、腹減り具合と食べたい種類に合わせて注文します。
ここはとにかくカレーが美味しい。素材の味が引き立っているのと、絶妙な味付けはコクがあり病みつきに。食べたことないユニークな味なんだけど、どこか欧風カレーのような懐かしさもあるというか。
写真はカレー2種のミールス。カレーの他にもクミンが入ったサラダや酸っぱいスパイススープなど、南インド独特のお料理がついてくるので、配膳された瞬間からワクワクと満足感でハッピーな気持ちになれます。
これを好きなように食べる。カレーとごはんでシンプルに食べるも良し、他のおかずや調味料と合わせて味変しても良し。食べ合わせが色々試せてとても楽しい。
魚介のカレーが日替わりなのも楽しめるポイント。食器やお店の雰囲気がかわいいのも気に入っています。

銀座|大衆割烹 三州屋

サバの味噌煮定食

ここはランチで行くのはもったいなかった!
昼間から酒を飲みながらちびちびつまむのがたまらなく楽しいはずの割烹。私はランチで行ったので、サバの味噌煮定食を頼みました。納豆大好きなので追加して。
まず店の佇まいが良い。細い路地の先に紺色の渋い暖簾がかかっています。入るとお母さんたちが素晴らしいチームワークで働いている。そのコミュニケーションが面白い。先輩の店員さんが後輩の店員さんに注意したかと思えば、その直後に世間話をしたりしている。女たちのこういう雰囲気って良いよな、と思う。
サバの味噌煮は味が染みていて最高!テキパキ出してくれるのもありがたい。
次は瓶ビールや日本酒を片手に色んなおかずをつまみたい。

上野|栄来軒

麻婆豆腐定食

大好きな街、上野。雑多で汚くて色んな人が居るけれど、どこか懐かしい雰囲気が残っている。芸術の街でもあり、自宅からは少し遠いけれどよく足を伸ばします。
栄来軒は東京で最も美味しい麻婆豆腐が食べられる店(私調べ)。この日は仕事がお休みだったので瓶ビールも頼んじゃいました。
この麻婆豆腐は甘さとからさの塩梅が絶妙。具が細かめに来れているので余計に味が染み込んでいて美味しい。かなり辛いけど、白いごはんとの相性が抜群中の抜群。ごはんがお代わりし放題なのも嬉しいです。
そして店員さんがとても腰が低い方でいらして、ちょっとこっちが恐縮しちゃうくらいだけど、でもやさしくてありがたい。店の雰囲気も昔ながらの街中華らしく、とても好きです。

酒のつまみがサイコーな店

さぁ、続いては酒との相性が抜群によかったお店たちです。酒飲みにはぜひ行ってほしいお店がたくさんあります。

自由が丘|立呑み中華 起率礼

香港式蒸し魚(活〆真鯛)

自由が丘で列をなす立ち飲み中華。食べたことのない、でも病みつきになるメニューの数々。
この日食べた蒸し魚は、少し八角のようなスパイスが効いたスープと新鮮な真鯛との相性が抜群。しかもこれで1,290円とかだったから、さすが立ち飲み居酒屋、コスパがいい。
他にも鰹のたたきに甘辛く少しスパイシーなソースがかかったお刺身やら、焼きそばやら、とにかく何を頼んでも美味しかった記憶です。和食器に盛り付けられていたのも小洒落ていて好きでした。

浅草|米久本店

上の牛鍋

友人の夫さんから、「この店は飲んで食って5000円くらいで、天にも昇るうまさだよ」と言われ、女友達を誘って行ったすき焼きの名店米久。彼の言葉に間違いはありませんでした。
たらふく食べて、おかわりもして、一人5000円ちょっと。とろけるような肉が本当に美味しく、瓶ビールとの相性が抜群。割下も甘すぎずからすぎず程よい味付け。
寒い日の浅草に出向いて、観光の後ほくほくすき焼きなんてのも最高では。

広尾|TA-IM

チキンシニエ

普段なかなか食べる機会がない中東料理。馴染みのないお料理を絶品に仕上げて提供してくれるのが、恵比寿と広尾の間あたりにあるタイームさんです。
フムスなどのディップ系や他のお肉料理も美味しいのだけど、感動したのはこのチキンシニエという料理。「こんなに美味しいグラタン的料理が世の中にあったとは!」と衝撃を受けました。もっと早く知りたかった。
タヒニという、皮を抜いたごまを臼で拭いたペースト(すんごい手間かかってません!?)を使ったお料理です。その最強ごまペーストに、揚げたナス、フレッシュトマト、チキンが入っているのですが、おそらく決めては揚げナス。ごまペーストと相まってものすごいコクが引き出され、口の中に旨みが広がる広がる。これは絶対また食べたい逸品です。

赤羽|丸健水産

おでんと出汁割り

ここは2024年に訪れたお店の中で最も印象深かったお店です。というのも、「滞在時間は1組20分まで」「おでんは3種から受け付け」「すでに飲酒の方お断り」などとにかくルールが多い!(こういう特殊なルールがあったり、厳しい店主が居るようなお店が私は案外好きです)
しかもそういう注意書きが手書きで店中に貼られてるんだけど、そのタイポグラフィが結構かわいい。
ここはおでんも出汁割りも最高にうまい。東京のおでんってのは、なんでこうも上品な味がするのだろう。出汁割りも考えた人天才ですよね。
ここも少し寒い日に行くのがおすすめ。ただし外で立ち飲みなので、寒すぎる日は要注意です。

東京を感じる洒落たカフェ

酒ばっかり飲んでいる私ですがおしゃれなカフェにも行きます。
最後に2軒、「この店は尊い」と思っているカフェをご紹介します。大都会六本木と原宿のお店です。

六本木|Common

美味しい何かがかかったフライドポテト

カフェと言いつつここでもビール飲んでますが...
今東京で1番イケてるお店なのでは!と勝手に思っている六本木のCommon。実は期間限定営業のようなのですが、人気のため延長に延長が続いているようです。
とにかくお店の雰囲気、インテリア、食器など全てがかわいい。そしてお店でかかっている音楽もいつもサイコーに趣味がいい。
六本木で美術館に行ったあと毎回立ち寄るようにしているお店です。末長く続いてほしい。

原宿|BAGGAGE

アイスコーヒーとドーナツ

最後に記しておきたいのは原宿にあるBAGGAGE。ここは店主がサッカー好きのようで、サッカーグッズがおしゃれに販売されていたりもする。その他、アーティストさんやデザイナーさんのポップアップなんかもいつもやっていて、行く度に変化があって楽しい。
コーヒーは飲みやすくて美味しいし、ケーキ類も程よい甘さで食べやすい。
原宿駅から少し歩くけど、ちょっと休憩したい時にちょうどいいお店です。ただここも、Common同様の唯一無二感を兼ね備えているので、混雑には注意です。

2024年、色々あったけど美味しいものは食べていたなあ。2025年もたくさんおいしいものと出会いたいです。

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