受け入れる≠理解する『彼女が好きなものは』
ゲイでありながら、いずれ結婚して子どもを作って幸せな家庭を作るという”普通の幸せ”を望む高校生・安藤純。”普通”でない自分に葛藤する彼は、偶然BL好きという秘密を知ってしまったクラスメイトの三浦さんと親しくなる。やがて安藤は自身がゲイであることを隠したまま、二人は交際を始める。
当人たちにしかわからない悩みがある。これはどんな悩みだってそうで、LGBTに限られた話ではない。他人の悩みを理解したつもりになるのは勝手な気がする。でも理解したいと思うことは悪いことではないはず。