マガジンのカバー画像

映画/読書 感想文

15
映画を見ての感想や考えたことを綴ったブログをまとめました。ぜひ、みなさんの感想もぶつけてください。
運営しているクリエイター

記事一覧

映画『ラストマイル』感想

 //ネタバレ注意// まずはじめに。なぜ自分は映画のタイトルを知って映画に興味を持ちながら…

もな
8日前
17

映画『ボストン1947』

日本からの独立間もない韓国のマラソン選手が、自国の太極旗(テグッキ)を背負って走るために…

もな
3週間前
1

生きるということ・続

年末にこんな記事を書いた。  「PERFECT DAYS」という映画を視聴して、その物語に触れて読ん…

もな
8か月前
7

生きるということ

 大晦日はコメダ珈琲にこもって、卒論と格闘中。とてもはかばかしいとは言えない卒論だが、い…

もな
8か月前
11

小説『夜明けのすべて』

 苦しさに、痛みに、不安に、そんなものに苛まれて眠れない夜がある。疲れて眠たい時は瞬時に…

もな
10か月前
4

手を差し伸べたくなる『年少日記』

 東京国際映画祭は10/23〜11/1に日比谷、銀座、有楽町近辺の映画館で開催される、山形国際映…

もな
10か月前
3

心に素直に生きる『メタモルフォーゼの縁側』

何かを好きって思えるって素敵。私もこれ好きだなって思うことはあるけども、何が好きって聞かれたら答えに迷う。 受け身で好きと感じることがあっても、自発的に好きと思えることがない、みたいな。 だから作中のうららとゆきさんが楽しそうに語る姿や好きの果てに仕掛けた挑戦とか純粋にすごく羨ましいなと感じた。 自分は何をしている時に心がときめいてるのだろう。ワクワクしているのだろう。楽しい、好きと感じているのだろう。 案外自分のことなのに答えられないことって多い。昔から質問されるのが

『母性』

 「愛能う限り娘を愛する」という言葉が頻繁に登場する本作。母は祖母の「娘」でありながら、…

もな
11か月前
7

機内鑑賞

 アメリカと日本の往復で合計約30時間ほど飛行機に乗っていて、8本の映画を見た。睡魔や目の…

もな
1年前
6

『ザリガニの鳴く頃に』

湿地帯で育った一人の少女が恋人殺人の容疑で逮捕された。 湿地帯の少女として距離を置かれ、…

もな
1年前
2

今しかない今を生きる『明け方の若者たち』

『花束みたいな恋をした』『ちょっと思い出しただけ』と似た映画かなと思っていたら、たしかに…

もな
2年前
4

芽生えては消える

恋した思い出ってどんなだろう。誰かを大好きだった時の思い出ってどんだろう。  感情って簡…

もな
2年前
10

ふたりだけの幸せのために

小さいころは本を読んでは、ワクワクしながら余韻に浸り、とにかく本を読むのが大好きだった。…

もな
2年前
6

受け入れる≠理解する『彼女が好きなものは』

ゲイでありながら、いずれ結婚して子どもを作って幸せな家庭を作るという”普通の幸せ”を望む高校生・安藤純。”普通”でない自分に葛藤する彼は、偶然BL好きという秘密を知ってしまったクラスメイトの三浦さんと親しくなる。やがて安藤は自身がゲイであることを隠したまま、二人は交際を始める。  当人たちにしかわからない悩みがある。これはどんな悩みだってそうで、LGBTに限られた話ではない。他人の悩みを理解したつもりになるのは勝手な気がする。でも理解したいと思うことは悪いことではないはず。