もな

言葉

もな

言葉

マガジン

  • 映画/読書 感想文

    映画を見ての感想や考えたことを綴ったブログをまとめました。ぜひ、みなさんの感想もぶつけてください。

  • わたしのいろいろ

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介代わりの"自分はどうありたいか"

 noteを見ていると自己紹介記事を書いてるクリエイターさんが多い。過去、現在の出来事の集積としての自身をつらつらと書いている。そんな記事を見て、私は自分をどう表現するだろうと頭を抱えてきた。 私も書いてみようと何度か試みたものの、 「自分はどんな人間か」 が自分でもわからなくて泣く泣く画面を閉じた。  私はもうすぐ大学を卒業してしまう。 ということで、次の進路を切り開かなければならず去年、今年と就活とやらを行ってきた。  「自分がどんな人間か」がわからない私にとっ

    • 朝井リョウさんは登場人物一人ひとりにスポットライトを当てて、その考え方とか感情とかそういうものを表現するのにすごく長けていると感じる。と以前書いたけれど、辻村深月のキャラクター造形における解像度の高さもまたあっぱれだと思う。ただ2人の違いをどう表現すべきか。

      • 映画『ラストマイル』感想

         //ネタバレ注意// まずはじめに。なぜ自分は映画のタイトルを知って映画に興味を持ちながらその意味を調べたり、知ろうとしなかったのか。映画を見始めた瞬間不思議に思った。もちろん作中の造語の可能性があり、その場合はネタバレに繋がるから調べない方が良い。ただし、「ラストマイル」はおそらくどこかで以前聞いたことのある言葉だった。   2024年問題が提起される今だからこそ、作られた作品なのだろうか。バッドエンドとは言わないまでも万事解決みんなハッピーといわけにないかない形で終

        • 自分に投資した方がいい。お金は貯金するものではない。お金を使うことでしか自分は何にお金を使いたくて、何に使いたくないのかがわかってこない。我慢していると欲しいものがなくなる。20代にしてほしい物がない、そんな寂しいことはない。もしないのだとすれば、それは視野が狭まっている証。

        • 固定された記事

        自己紹介代わりの"自分はどうありたいか"

        • 朝井リョウさんは登場人物一人ひとりにスポットライトを当てて、その考え方とか感情とかそういうものを表現するのにすごく長けていると感じる。と以前書いたけれど、辻村深月のキャラクター造形における解像度の高さもまたあっぱれだと思う。ただ2人の違いをどう表現すべきか。

        • 映画『ラストマイル』感想

        • 自分に投資した方がいい。お金は貯金するものではない。お金を使うことでしか自分は何にお金を使いたくて、何に使いたくないのかがわかってこない。我慢していると欲しいものがなくなる。20代にしてほしい物がない、そんな寂しいことはない。もしないのだとすれば、それは視野が狭まっている証。

        マガジン

        • 映画/読書 感想文
          15本
        • わたしのいろいろ
          11本

        記事

          昨日知り合いに言われたこと、欲しいものは躊躇なく買った方がいい。

          昨日知り合いに言われたこと、欲しいものは躊躇なく買った方がいい。

          映画『ボストン1947』

          日本からの独立間もない韓国のマラソン選手が、自国の太極旗(テグッキ)を背負って走るために奮闘する映画。入り込める映画で作中の観客と一緒に応援したくなっちゃうだよね。熱い心に触れたいときに、おすすめだよ~~!

          映画『ボストン1947』

          自分磨きと言いつつ迷走中だけど、ギブアンドテイクにおいてギバーになれることが目指すべきところなのかもしれない

          自分磨きと言いつつ迷走中だけど、ギブアンドテイクにおいてギバーになれることが目指すべきところなのかもしれない

          Life won't change dramatically and you'll be you no matter what tomorrow and the following days.

          Life won't change dramatically and you'll be you no matter what tomorrow and the following days.

          -日記 week32

          思考を書きとどめておく場所は必要だなと思い。 8/7(水)  週のど真ん中で2時に帰ってくるやつがあるか!と母親に怒鳴られながらも疲れで眠りについた。実家に居座る分際でよろしくないと思いながらも、久しぶりに会う人だったからついつい調子に乗って終電を逃してしまった。「タクシーは高いからカラオケで一晩過ごして始発で帰ってシャワー浴びて会社行くか〜」と思えるくらいにお花畑な脳みそで、尽く自分には甘い。それでいて、後から何であんなに楽観的だったんだー!と後悔することが多いが、この日

          -日記 week32

          日進月歩

           ランニングマシーンのように目まぐるしく時間が回り続けて、置いてけぼりにされまいと必死にペースを合わせるけど躓いてしまいそうだ。  社会人になってからというもの、毎日毎日があっという間に過ぎてゆき、土日キター!と思ってベットから飛び出た次の瞬間、明日からまた仕事だーとベッドに潜る。1週間が始まったと思ったらまた終わり。1日1日の積み重ねと言えるほど、毎日を大事にできていない。  仕事は意外とゆるく、それに罪悪感を抱く。このまましんどいことを若いうちに経験しなくてこれからの

          日進月歩

          最近の生活に映画に小説に。

           社会人になり、早1か月が経過。そして、配属から1週間が経過。プライベートと仕事の時間が学生時代と違って断絶しているからか、自分の時間がしっかり取れているような、それでいて8時間という一日の3分の1の時間を会社で費やさなければならず時間が足りないような不思議な感覚だ。休日の土日もあっという間に通り過ぎてしまう。  仕事面でインプットばかりでなかなか文章を書けていなかった。毎日せめて日記はと、書こうとしているがやることがあれもこれとやるべきことが頭に降ってくる中で、日記がどう

          最近の生活に映画に小説に。

          いま

           気づけば社会人になっていた。幼少期の頃の記憶は確実に自分の中にあって、でもそれはまるで夢なのかと思うくらい今の自分と結びつかない。時の流れが一方通過で決して戻れないことに絶望する。今が嫌なわけじゃないけれど、これからの未来が今という時点から分岐していて、 いくつもの未来が広がっているのに、過去へは逆行不可能ということが怖い。  数日前に彼氏に別れるべきだと思うと告げられた。理由は「気持ちが冷めている」というよくあるものだった。あまりの突然の告白に動揺もあってか、冷めている

          物語の作り方っていろいろあるんだなって。昔は作家はみんな妄想イストだと思っていた。でも物語を進める中で自分の仮説検証を行う人(的確な表現がわからない)とか、時代に見合ったテーマから決めて売れると思う面白い物語を作る人とかもいて。面白いな~。

          物語の作り方っていろいろあるんだなって。昔は作家はみんな妄想イストだと思っていた。でも物語を進める中で自分の仮説検証を行う人(的確な表現がわからない)とか、時代に見合ったテーマから決めて売れると思う面白い物語を作る人とかもいて。面白いな~。

          生きるということ・続

          年末にこんな記事を書いた。  「PERFECT DAYS」という映画を視聴して、その物語に触れて読んだ感じたこと、考えたことについて記した。書きながらそういえば人生についての物語をもう一つ読んでいたなと思ってその作品を読んで得たものについても書いておきたいなと思った。今度は映画じゃなくて小説。その名は「Midnight Library」。  購入時にMidnight繋がりでTom's Midnight Gardenという本を連想したものの、はっきりと内容は思い出せなかった。

          生きるということ・続

          生きるということ

           大晦日はコメダ珈琲にこもって、卒論と格闘中。とてもはかばかしいとは言えない卒論だが、いったんそれは横に置いて昨日見に行ったウィムウェンダース監督の『PERFECT DAYS』について振り返るとでもしよう。  東京国際映画祭でオープニング作品を飾った本作だが、それだけで気になって鑑賞を決めた。どうやらトイレの清掃員の話らしいということだけ知っていた。映画を見たら、トイレの清掃員として働く男性の日常だった。  正直映画の製作した側が一体この作品をどんな想いで作ったとかどんな意味

          生きるということ

          小説『夜明けのすべて』

           苦しさに、痛みに、不安に、そんなものに苛まれて眠れない夜がある。疲れて眠たい時は瞬時に夜なんて過ぎ去ってしまうのに、そんな夜に限って長く終わりの見えないものに思える。人生そのものに夜のように陰りが出てしまうと。悶々と夜明けを待つように、人生の夜明けを待てばよいのか、はたまた人生の終わりを待つべきなのか。  本作は夜明け前を生きる人たちの物語である。終わりの見えない病気のことである。PMSとパニック障害、そんな病気を抱える2人はもう治ることのないかもしれないそれらと共に生き

          小説『夜明けのすべて』