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ライフ・シフトからプロティアン・キャリアへの進化とは

人生100年時代となり、卒業→就職→引退ではなく、仕事・学び・遊びのバランスをとりつつ、転職や副業、起業、再就職等と柔軟に人生を組み立てるマルチステージを提唱した「ライフシフト」。2012年に翻訳本が出た「ワーク・シフト」から10年を経て、日本でもじわじわと影響が高まっていることを感じます。

ライフシフト公式ホームページ


けれども、ライフ・シフトだけでは不足したモノがありました。社会の変化や企業の経営戦略とのすり合わせ方です。未来予測が難しい世の中で、「やりたいこと」「得意なこと」を、「市場ニーズ」や「需要」とどのように掛け合わせるか、どのようにキャリアパスを想定して進んでいくかを考えるのは、一人では難しいのではないでしょうか。キャリア相談では、特に40代以上の方の将来に対するご相談は多いものです。なぜなら、今までの時代のキャリアパスが参考にならないことが多いからです。創出していくことには楽しさもありますが、不安も伴います。


「プロティアン・キャリア」の理論では、そのあたりの考え方を明確にしていくことができます。但し、未来に向けてのキャリア戦略の正解が用意されているわけではなく、あらゆる示唆を元に戦略を立てていくやり方です。

個人側だけでなく、組織の事業成長の観点で考え、双方の課題を解決していくことがミッションです。これは、大学院で専攻するサステイナビリティ学の考え方にも通じることで、企業の事業成長と人材の成長の両方を総合的に考えていきます。

一般社団法人プロティアン・キャリア協会ホームページ

問題意識を持つと、とにかく行動するタイプです。キャリアコンサルタント歴は長く、最初に資格を取得してから15年以上たちます(通学した資格スクールの一期生でした)。メンタルヘルス、心理学、パラレルキャリア等と、常に知識を拡充していましたが、総合的に役立てることがとても嬉しく思っています。(今回は二期生でしたが)。


5年ほど知の深化を重視し、この2年ほどは知の探索に重点を置き、そうしてまた知の深化へステージが進みつつあります。個人の方の支援実績を、形を変えて社会貢献していく時期です。