理論とアセスメントの活用、キャリアコンサルティング実践
先日、仕事仲間との勉強会で、アセスメントの紹介を実施しました。アセスメントは、キャリアデザインや組織内での人間関係の理解を深める際に、一つの材料として活用します。「なぜ、このような結果がでたのだろう」「今の職種に必要なものをどう伸ばしてけばよいだろう」等と一緒に考えていくのです。
キャリア支援者として、本格的なフィードバックを行うためには、認定者としてのトレーニングを継続し、実践を行う必要があります。それらを通して、キャリア支援者自身も知見を磨き続けることができると言えます。
(参考)認定者資格を持つアセスメント
思考傾向を可視化するカレイドコンパス
心理学者ユングの理論を元にした性格検査MBTI
(その他)
ビック・ファイブ(日本の人事部より)
キャリア理論は、人生の様々な選択や職業選択、キャリア発達に関する様々なプロセスを概念化したものです。アメリカの研究者を中心に、複数の理論があります。
キャリア理論は、研修やキャリアコンサルティングを実践する際に、考え方の土台となるものとして活用します。「理論に沿って考えてみるとどうだろうか」「どのような可能性があるだろうか」等と一緒に考えていくのです。
キャリア支援者としては、キャリア理論の理解を深めることで、多くの方にわかりやすく人生の様々な選択やキャリア発達について伝えていくことができるのです。
(参考)研究を深めているキャリア理論
現代版プロティアン・キャリア理論(プロティアン・キャリア協会より)
セルフ・エフィカシー理論(mazrica.comより)
サビカスのキャリア・アダプタビリティ理論(corner-inc より)
ライフ・シフト(toyokeizai.netより)
さて、今回は研修やキャリアコンサルティングの中で活用するアセスメント、理論についてお伝えしました。それぞれの理解を深めることは、キャリア支援者自身の知見を増やすこととなり、自信となりますし、キャリア発達につながっていくでしょう。
興味がある領域から深めてみるとよいですね。