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ひとをまるごと肯定すること、最近いつした?


昨日、高校時代に仲が良かった友人ふたりと会った。

そのうちのひとりは、顔を合わせるのが約2年ぶりで、
当時何も考えず喋れるくらいには好きだったのに、いざ会うとなると、
「絶対楽しいの分かってるけど、久々で怖い…緊張する…やめとこかな…(絶
対やめないけど)」というジェットコースター直前状態になっていた。

中高の友人の、あの安心感。

毎日顔を合わせていた中学・高校の同級生は、やっぱり強い。
もちろん最初はソワソワしたけど、
変わらない所は相変わらずで懐かしいし、(この言葉じゃまとめ切れない絶妙な感覚なのだけれど)とても安心する。
お互い考えていること、気になったことをぽつぽつ話して、
気付いたら、人がバンバン通るオープンなカフェで、
普通なら酒が回っている2次会で話すようなことを、熱く語り合っていたりする。

高校で「一生付き合える大親友を作らなきゃ」と焦っていたわたしに言いたい。

ありきたりだけど、作るんじゃなくて、気付いたらなってるものらしいよ。

しかも、ヨッ友とか親友とか、そういう括りは本質じゃなくてね、

会いたいなあと思って一瞬勇気を出せたり、
ひとりの帰り道でニヤニヤしながら、余韻と足の疲れだけを感じていたり、

そういう自分にさせてくれる友は、意外といろんなところにいて、
時間軸は分からないけど、続くようになってるもんだよって。


若気の至りエピソード、出るよね。

あと、たまに、昔の自分の「若気の至りエピソード」が出てくると、
ものすごく恥ずかしいし、何やってんだか…って思うけれども、
時間が経って一緒に笑えてるなら、まあいいかってなる。
それによって、やさしめの黒歴史は成仏していく。


それぞれの変化


バイバイするちょっと前に、それぞれの変化を三人で話した。

わたしは個人的に、大学生で大きく変わったなあ、という実感があったし、
ひとことでまとめられない自分でありたい、という密かな目標を持っていたりするので、ふたりが何と言うのか、どきどきした。

「昔のみのりは、なんか、うるさかった。」
「さっぱりしたな~ってこないだ会った時思ったんだよね~」
「でも、昔のみのりも良かった。好きだった。」
などなど、ふたり視点でいうとそうなるんだ~と、聞いている間ずっと嬉しかった。

皆に好かれたくて頑張っていたわたしも、自分のこだわりを模索するわたしも、肯定してくれるひとがいる、という事実を前にして、泣きそうになった。
どんな貴方でも素敵だよって、思う相手はいるのに、あんまり伝えないし、そういえば伝えてもらえる瞬間も少なくない?と思った。

ふたりを見習って、伝えていこうと思うよ。
あと、「みのりはまじで返信が遅い。は?今更?って思う」って言われたから、テキトーに流さずやってみようと思う。

まとめ

「会いたいね~」で終えずに、フッ軽で本当に会いに来る友が、有言実行していて格好良かったし、一緒にまったり帰ってくれる友が愛おしかった。
美味しいピザとお酒とも出会えた。

こんなにも満たされる、ひとりの帰り道を忘れたくないね。

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