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気持ちの位置は変わっていくから|好きな人の話
いろいろな人がいると思うけど、私は
物心ついてずっと実在の人を好きになることの多い人生だった。
それはクラスメイトだったり、アイドルだったり、近くにいる人だったりした。
人間じゃない「二次元」を好きになったこともあったけど、基本は長続きしなかった。
生きている人間のうちの、ある一部の人の、一貫性とゆらぎが好きなんだと思う。
あまり自分の身を中心にした恋愛感情はわからないけど、
「今はこの人」という、注目してしまう人はいつでもいる気がする。
三つ子の魂百まで、おそらくこれからもそうだと思う。
「好きな人」の対象は変わっていく。
裏切られて消えたり、薄れて消えたり、いつの間に違う人に目を奪われていたり、
二度と気持ちが戻らなかったり、数年後気持ちが戻ってきたりする。
本当は別に好きではなく、好きだと思い込んでいただけのパターンも数多くある。
そういう場合は二度と気持ちが戻ることはない。
人はこれを恋と呼ぶだろうか?
でも、手に入れたいとはあまり思わない。
それに、そもそも話すこともできない対象な時も多い。
それから、同時に複数の人が好きだったりする。
私はいまだ恋がわからないまま。ただその人が好きなだけなのかもしれない。
昔は一人に気持ちが集中することが多かった。
いや、いまもそうなりやすいのめりこみやすい気質ではある。
私は、相手が人とか関係なく、ただ一つのものに熱中しやすい傾向がある。
昔よりも、きれいに分散をしている気がする。ひとつだけに傾くのはしんどいものだから。
でも、いまの気持ちの位置は確実にいつか変わっていくからさ、
変わってしまうから、それを今までの人生で知っているから、
消えてしまう前に、変わってしまう前の、今のこの気持ちを大事にしたいと思うよ。
いつか変わるまでの間、その人を好きでいるのでいいと思った。
今の私がどうしても注目してしまう人たちへ!
出会えてよかった、ただ好きでいるからね。ありがとう。