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「Starlink Mini」を買ってみた

先日「Starlink Mini」を導入した。

・Starlink Miniの日本向け出荷が始まった

Starlinkはみなさんもご存じ、低軌道衛星を使った通信サービスだ。「Mini」はアンテナを小さくし、持ち運びを容易にしたものである。

今回はなぜ購入したのか、そしてその価値はどのくらいあるのかを説明していこう。

■都内でStarlinkは不要なのだが……

いきなりだが、筆者は「いますぐStarlinkが必要な状況にはない」。

というか、注目されることの多いサービスではあるが、人口密集地で暮らしている限り、Starlinkで日常的に通信をする必要性はまず出てこない。

Starlinkを使うと「どこでも高速なインターネットが使える」のは間違いないのだが、こと人口密集地(日本の場合、山間部などの住人が非常にまばらなところ以外はそうだ)にいるなら、「固定回線網」もしくは「携帯電話網」で同レベル以上のインターネット回線を使うのは難しくない。価格(月額6600円、もしくは6500円)から見ても、回線品質から見ても割に合わない。

だが、「回線が用意しづらい」場所では話が別だ。

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