「喜びのある働くを、共につくる」コミュニティ工場について①
MNH広報の瀬島です。
今回は「コミュニティ工場」について。
株式会社MNHでは、東京調布にある自社工場を「コミュニティ工場」という名称で運営しています。
コミュニティ工場では「喜びのある働くを、共につくる」と大きな理念を掲げています。まだまだ道半ばですが、地道で着実な活動として歩んでいます。
今回より4回に分け、株式会社MNH「コミュニティ工場」についてお伝えします。コミュニティ工場を通してMNHが目指しているものがお伝えできれば幸いです。
コミュニティ工場とは
コミュニティ工場とは、株式会社MNHが東京都調布市に持つ自社工場です。調布駅からほど近い場所に存在し、道沿いに立つビルの中に存在しています。
いつ、コミュニティ工場は設立されたのか?
コミュニティ工場が設立されたのは2017年です。
株式会社MNHの創業者である菅 喜嗣が、認定NPO法人育て上げネットや非営利型株式会社Polarisなどの協力を得て立ち上げました。
実際、2012年ごろにコミュニティ工場の構想はありました。ただ、慌ただしく過ぎる日々の中で一歩を踏み出せずにいました。
2016年になり、本社があるビルの中で「食品工場をやろう」という話が浮上します。翌年2017年には、名前を「コミュニティ工場」としてMNHの自社工場が誕生しました。コミュニティ工場の設立当初は株式会社MNHの子会社としていましたが、2018年にはMNHと合併し気持ち新たに始動しました。
誰が、コミュニティ工場で活躍しているのか?
設立当初のコミュニティ工場は、働く機会を作ることを目的に立ち上げました。とくに、地域や社会の仕組みと合わず就労の場が持てない人たちに焦点を置いていました。そうした思いと共に活動していたことでご縁があった、「認定NPO法人育て上げネット(ひきこもりなどの若者を支援)」や「非営利型株式会社Polaris(働きにくさの社会課題と向き合う支援)」と協働することができました。
今現在のコミュニティ工場は、引きこもり経験者の方々の継続的な就労を中心としてサポートしています。また、近年は子育て中の女性の方も活躍しています。コミュニティ工場内の菓子工房で、商品開発や製造までトータルの業務に携わってもらっています。
いずれにしても、コミュニティ工場で働く人たちは地域や社会の仕組みと合わず就労の場を持ちにくい方々の活躍が中心です。
コミュニティ工場における、ひきこもり経験者の就業支援については以下記事にて詳しく解説しています。ぜひ、ご一読ください。
どのように、工場を運営しているのか?
働きづらさを抱える方々の就労の場の運営は、一般的に福祉の助成金や補助金・制度などを活用する企業が多いです。
しかし、MNHでは助成金や補助金に頼ることなく事業を成立させ、売買差益でビジネスを成り立たせています。工場に関わる人たち全員が、ソーシャルビジネスであることを意識しながら仕事に挑んでいます。
まとめ:コミュニティ工場について
今回は、MNHの自社工場 コミュニティ工場とは「一体どのような工場なのか」について、お伝えしました。
次の記事では、コミュニティ工場を立ち上げるに至った背景についてお伝えします。お楽しみに。
https://note.com/mnhglobe/n/n5e01759e9e6a
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