後悔とは
後悔について考えてみた。
私は人生において成功したと思えるものがまだない。
高校受験は失敗したし、夢も諦めた。
この種の後悔は自分の行動によって因果関係が結びつくものがほとんどで、受験に関しては自分の努力不足であるし夢を諦めたのも自分の意志である。これを、後悔と呼ぶのかは疑問だが自分の限界まで努力はしたから後悔しても仕方がない。
夢に向かって一心不乱に努力している友達や多趣味の友達をみると凄く羨ましく思ってしまう。自分は何をしているんだろうと、ずっと静かに何かを待っている木のようだなと考えたりもする。
私が最近考える後悔は人と関わることで生まれる後悔だ。
私は高校を卒業した次の日、一人の友達と縁を切った。高校に入学して初めてできた友達だった。3年間いろいろなことがあった。私もその子も次第にお互いを信頼できなくなっていた。お互いのために、縁を切ることを2人で決めた。ちゃんと決断した。でも、二人とも涙が止まらなかった。
今でも、3年間の中で何がいけなかったのか考えてしまうことがある。二人とも悪いわけではない。きっと合わなかっただけだ。
人と関わり、「あの時こうしてれば」と思うことってたくさんある。けど、その時の状況を保ちたかったから、後悔してしまう決断をした自分がいるのだろう。
恋愛でも、恋人と別れた際あの時が最後になるならもっと話しておけばよかったって後悔したこともある。なんでもっと我儘言わなかったんだろうとか、なんでもっと好きって伝えなかったんだろうとか。
伝えることって難しい。相手のことを考えると余計に難しい。それでも、伝えようとする気持ちが大切なんだと思う。
どんな自分も一つ一つに向き合って出た結果なら後悔してもいいのかもしれない。