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本のこと

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#読書

好みの恋愛をしたいだけ ―『新しい恋愛』高瀬 隼子 著

恋愛の甘ったるさが嫌いだ。

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tsuki | つき
5か月前
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なんにもできなかった日々にひらけた本 ―『北欧こじらせ日記』週末北欧部chika 著

一日中ベッドから起き上がることができずに、なんにもできなかった日々がある。思い出したくも…

tsuki | つき
7か月前
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職場のトイレの扉にもたれて絶望したあの日を思い出す 『なぜ働いていると本が読めな…

発売1週間で10万部突破と爆売れしている話題の新書『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』…

tsuki | つき
8か月前
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おわりに向かって、毎日毎日生きてゆく ― 『ひとりでカラカサさしてゆく』 江國香織 …

「生きる」という行為において、自分ではじまりを選ぶことはできない。そして、おわりも選べな…

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tsuki | つき
6か月前
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ミステリ作品の厨房を覗いてしまった ―『難問の多い料理店』 結城 真一郎 著

「ミステリ作品が苦手」という人の苦手な理由のひとつには、華麗に謎解きをされてもいまいち納…

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tsuki | つき
7か月前
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あ~おもしろかった!と思える読書体験をするなら、読むべきは「本屋大賞」

春。全国の書店で大々々々大規模に展開される「本屋大賞」のコーナー。大賞をはじめとするノミ…

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tsuki | つき
9か月前
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きっとどこかの路地裏にありそうなビストロ『キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ』 長月天音 著

小説を読んで実際におなかがすいてくる。食べたことのない、知らない料理のはずなのに、頭になんとなく料理が浮かんできて味まで想像できてしまう。映像でもなく、写真や絵で表現されているわけでもなく、文章だけでその料理を想像して、おいしそうだと感じ、おなかがすいてくる。こんな体験をしたことがあるだろうか。 それは、すごく想像力が必要そうで、なかなか高度な読書テクニックのような気もするけれど、素敵な食べ物小説からは、店内の香りや料理の味わいが感じられることもあるのだ。 読むだけでおな

¥100

どうしようもなくフェアじゃない社会でも心を込めて働く人へ 「東京ハイダウェイ」古…

全身全霊をかけて一生懸命に働くのはすごいことだ。自分の時間や体力、気力、すべてを自分が与…

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tsuki | つき
8か月前
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スタバで甘いフラペチーノを飲みながら読んでほしい小説 「グリフィスの傷」千早茜 著

好きな作家さんの新刊を買った。るんるんと書店を出て、家に帰ってコーヒーをいれて本を開く。…

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tsuki | つき
8か月前
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低気圧の夜こそ読書。本の世界に眠りに落ちていける小説 3選

雨の降る夜。窓の外から雨の香りがしてくる夜。低気圧の影響からか、ほんのり頭の奥が痛んで、…

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tsuki | つき
9か月前
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読書メンタルが強い人にしかおすすめできない東野圭吾作品「魔球」

東野圭吾という作家をご存じだろうか。 この問いに「知らない」と答える人はいないと思う。日…

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tsuki | つき
8か月前
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本はタイトルで出会う。美しいタイトルに惹かれた小説 3選

本を読むのが好きだ。電子書籍は便利だけど、圧倒的に紙の本が好き。 書店で本と出会う瞬間が…

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tsuki | つき
9か月前
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