ないものねだりは万国共通だった話
この間、日本人のお友達とこういう会話になった
「私一重がコンプレックスなの、二重の人うらやましい」
わかる!!すっっごくわかるー!!って叫んだ心の中で笑
なんだか、以前の自分と全く同じ、すごくその気持ち分かる
と思った
私もばっちばち?の一重だし、
高校の部活引退後はアイプチして学校行ったこともあった
皮膚が弱いからすぐかぶれて瞼が真っ赤になって、
「私なんでこんなことしてんだろう」ってむなしくなったけど、どうしてもぱっちりした目になりたくてやめられなくて
でも、専門学校に通ってるとき、
韓国好きな友達が
「一重いいよね!」って言ってくれた
その子はぱっちりした二重だけど、
メイクすると濃く見えてしまったりアイシャドウが二重幅にとどまっちゃうのが嫌らしい。
「そんな風に考える人いるんだー!!」って感激した。笑
そこから、自分の中の、「一重はよくない!二重がいい!」っていう極端すぎる価値感が少し変わって
瞼のかぶれがマックスだったのもありアイプチはやめた
けどまだまだ一重がコンプレックスだったのが消えたわけではなく、
かぶれてるし辞めざるを得ないって感じ
時は経ってデンマークでの友達とのふとした会話
なんでか目の話になったとき、
「ユカは目がほんとに可愛いよね、優しい感じが本当に素敵」
と言ってくれた
・・・!!
なんかなんとも言えない気持ちになって、嬉しい感情と、やっぱりあのときアイプチやめてよかったんだって思った
その時初めて、
一重も十分きれい
って心の中から思えた
アイプチやめたのはかぶれてしまってたからだけど、きっとかぶれてなかったらここまでアイプチしてたんじゃないかなあ
その子に、今までの一重がコンプレックスで、
日本にはアイプチというものがあってそれに頼ってた話をしたら、
「誰にもコンプレックスってのはあるよね」
とだけ言われた。
180㎝の女の子が、「もっと小さかったらヒール履きたかった」って言ってたり
青色のきれいな目を持った子が、ブラウンの目になりたいって言ってたり
私の鼻は全然高くなくて
筋が通ってて奇麗な鼻!ってものではないんだけど、
「私鼻が高すぎるから小さくしたい、ユカみたいな鼻本当にあこがれるんだよ」って言われたりとか
長靴もどこのブーツ?って思わせるくらい似合っちゃうようなスタイルの子も
話に集中出来ないくらい綺麗な目をしてる子も
自分にはないけど他の子にはあるものを欲しがってるものがあることに衝撃を受けた
とにかく私にとっては衝撃だった
何を学んだかって、
え、ないものねだりって万国共通じゃん! って笑
鼻もっと高かったらいいのにな!?って何回も思ったことあるし
暇さえあれば鼻筋つかんで伸ばして高くしようとしたこともあったし。
私のようなのっぺり日本人顔には似合わないだろうなあと思って
カラーコンタクトはやったことないけど
青い目なんてあこがれるよ!?って思うし
結局、
今あることに目向けることが出来れば最高なんだなって
思った
もちろん、自分でそういう風に受け入れられたら苦労しないし、
身長が他の女の子より高くて嫌だったことも
一重も
輪郭が綺麗じゃないことも
これらを受け入れやすくなったのは紛れもなくデンマークで「ないものねだりは万国共通」って身をもって学んだから
1人で、自分でやろうとしたら難しすぎる。
でも逆に言えば、自分で難しかったことも
いろんなコンプレックスがあるって「知った」だけでわたしの一重のコンプレックスは消えた
経験したり、旅したり、いろんな人に触れあうことの本質て、ここかなーと。
いろんな人に出会って話聞いて、体感して経験してくことで、
自分の価値観の幅が広がって、
驚くことに出会えて、「私って全然じゃん」って良くも悪くも気づけて、
自分を客観的に、自分の世界の中でのポジション?みたいなのがわかる
容姿だけじゃなくて、ないものよりあるものに目を向けていけたらいいよねー-!
っていう回でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました☻