好きなことを仕事にしたいは幻想？グロースパッションの考え方を身につけよう

「好きなことを仕事にしたい」
誰でも一回はそう思ったことありますよね？
つまらない雑務をしているとき、好きでもない仕事で上司から怒られたとき、朝仕事に行くのが憂鬱なとき、これが自分が本当に好きな仕事だったたら良いのになと思いますよね。
私自身も社会人になって間もない頃は頻繁にそう思っていました。

そんなあなたに、今回は「グロースパッション」という言葉を紹介します。

グロースパッションとは、心理学の用語で、
「何事もやっていくうちに情熱が湧いてくる」という考え方です。

仕事が辛いとき、自分が本当に好きな仕事が、自分に向いている仕事が、どこかにあるという幻想を抱いてしまいます。
しかし、私からするとこの考え方は、「逃げ」です。
もし仮にあなたが好きな仕事に就けたとしても、そこでも辛いこと、面倒なことがあったとき、この仕事じゃなかったんじゃないか、と思ってしまうでしょう。

それよりも、グロースパッションの考え方を身につけて今の仕事と真剣に向き合い、創意工夫すれば必ず仕事の楽しいところは見つかるはずです。何事ものめり込んでみて上達したときに楽しいと感じるものです。

これも私の考えになりますが、
不安から逃げて追いかけられると不安は増大していきます。逃げ回るのをやめて不安と向き合えば案外大したことないものです。

何事もやってみないと好きかどうかわかりません。食べたことのないラーメンのことを自分の好きなラーメンだという人はいないですよね。例え行列がすごいラーメン屋でも自分の口には合わないかもしれません。

やったことのない仕事が本当に好きかなんてわからないのです。また、世間から人気がある仕事が自分に合うかもわからないのです。

今の仕事に真剣に向き合いましょう。そうすれば情熱が湧き出てくるはずです。それがグロースパッションです。