「占領都市」初日
年末最後の金曜日で本来ならば仕事納めの日でした。
1日早くお休みをもらったので美術館に行くとするか…と前日、いや朝家を出てもほぼそのつもりでしたが電車が座れる時間までドトールでコーヒー飲んで予定ももっぺん考えようなんて気分になりました。
それも朝の駅の通路がゆったりしてて、余裕があったからかな。
東京都現代美術館でオシャレに坂本教授のインスタレーションを鑑賞して年内最後の美術館訪問でほぼ決まったはず。
でもインフルエンザがめちゃくちゃ流行ってる情報もあり、やっぱりもう少し近場で探すようにした。
ブルグとジャックアンドベティとキノシネマのラインナップを確認。A24の映画で「占領都市」が目に止まり。キノシネマで席を予約。ちなみになんと上映時間長すぎで途中幕間休憩15分なハードコース。これなら1本でたっぷり時間潰せる。
朝10時すぎに上映開始してなんだかんだで15時超えてた…長い。
1940.5.10ー1945.5.8
2020.1.31ー2023.5.5
オランダ、アムステルダム
オランダがナチス・ドイツに占領されていた5年間とコロナ禍の現代の映像が交錯する。
ナレーションの映画がすごいドイツ語訛りに聞こえて、ただ語学詳しくないのでオランダ語訛りかもしれないけど。
当時人口の10%を占めていたユダヤ人の7万人のうち5万人がナチス・ドイツの手にかかり永遠にこの世から姿を消していると。ポーランドの話は収容所があることもありホロコーストの本や映画に出てくる。しかしオランダでのナチス・ドイツの被害良くも悪くもアンネ・フランクの話に関心が集中してしまっていて私自身あまりにも何も知らないと「占領都市」見て感じる。
「消滅」という言葉が幾度となく出てくるのだがあまりにも被害が大きいので痕跡すら残っていないことへの衝撃。
今年の年末年始は休みが長いからぜひ250分映画見てください。