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初産婦が無痛分娩のためにやってよかったことをまとめてみた


こんにちは。KANAです。

今年、計画無痛分娩で元気な赤ちゃんを出産しました。初産でしたが分娩時間は1桁。とっても上手なお産だったよと助産師さんに褒められました。ぶい。

どうやら初産だと無痛分娩はできないという産院もあるみたいです。経産婦さんに比べて長引きやすいんだとか。

わたしが初産でもするっと産めたのは、紛れもなく先生や助産師さん、何よりかわいいかわいい我が子のおかげなのですが、もしかしたらこれが役に立ったのかも?と思うことをまとめてみました。
お守り程度ですが、少しでも誰かの安心材料になれば幸いです。

普通分娩になる覚悟をしておく

初っ端から身も蓋もない話ですが、無痛分娩にできないかもと思って準備をしました。

私が出産した産院では、無痛分娩に24時間対応しておらず、事前に日にちを決めてその日にお産が始まるように誘発する、いわゆる”計画分娩”が基本だったので、計画日より前に陣痛が来た場合は無痛処置をできる保証はないと説明されていました。そのため、「無痛分娩にできたらラッキー」くらいの心持ちで過ごすことにしました。

具体的には、陣痛がどのように来るのか、どう耐えるのか、いざ産むときはどういきむのか等、普通分娩の流れを頭に叩き込み、呼吸法のシミュレーションも入念に行いました。

結果的に無痛分娩にはできたのですが、それでもそこそこ痛いし、呼吸法やいきみは普通分娩と変わらないので、ちゃんとシミュレーションしておいて良かったなと思います。

普通分娩の流れや呼吸法などは助産師はるかさんのYouTubeで勉強しました。とても分かりやすいのでオススメです。臨月に入ってからずっと垂れ流しで聞いていました。

ある程度の痛みは覚悟しておく

1つ目とやや被りますが、こちらは「無痛分娩ができたとしても」の話になります。

既に多くの経験者から語られている通り、無痛分娩は完全に痛みをなくすわけではありません
わたしがお世話になった産院では、ある程度痛みをつけてから麻酔を入れる方針だったので、陣痛が5分間隔になるくらいまでは痛みに耐えていました。

麻酔を入れると痛みがかなり取れる一方で、お腹の張りが分かりにくくなり、いきみのタイミングが掴みづらくなるようです。実際、麻酔を入れた後は笑って話せるくらい痛みが引き、きちんと集中しないとお腹が張っている感覚が分からなくなりそうでした。
痛さに耐え切れず早めに麻酔を入れた結果、お産が長引いてしまったという体験談も目にしたことがあります。

色々なやり方があるものだとは思いますが、同じような方針の産院であれば、助産師さんたちが麻酔を指示するまでは痛みに耐えるぞ!という心構えをしておくといいのかなと思いました。

自分のコンディションを把握する

出産予定日が近づくと、先生から「ビショップスコア」というものを教えてもらっていました。これはお産を誘発できるかどうかの指標らしいです。

わたしの場合、計画日1週間前にこのスコアがほぼ達成していた(=ほぼお産できる状態になっていた)ので、あまり動きすぎないようにしていました。

これはお産に関してド素人のわたしが勝手に判断してやっていたことなので、医学的な根拠はまったくありません。(笑)

ただ、ビショップスコアでないにしても、計画日に対して赤ちゃんが降りてきているのかどうかは把握しておけると、ウォーキングや船漕ぎ体操などの運動を積極的にすべきかどうかはわかるのかなと思いました。

出産レポを読み漁る

壮絶な出産レポもたくさんあるので人によってはお産が怖くなってしまうかもしれませんが、いろいろな体験談を読んでおくと、自分のお産のときに進〇ゼミでやったとこだ!ばりに役立つこともあるのでオススメです。

個人的には、「NST」とか「ラミナリア」とか専門的な用語を学べたことが大きかったなと思います。知らなくても先生や助産師さんたちがリードしてくれるので問題ないと思いますが、自分は知らない言葉が飛び交うとパニックになるタイプなので事前に把握できてよかったです。

いろんな人がいろんな方法でお産の流れをレポしてくれているので、これが破水かも!とか、これが本陣痛かも!とか、お産中の自分の状況も推測しやすく、そのためか助産師さんの指示も冷静に聞くことができました。

出産レポは、たまひよアプリで先人たちが残してくださったものがたくさん読めます。「初産」とか「計画分娩」、「無痛分娩」などのキーワードで検索してヒットしたものを読んでいました。

番外編

ここからは、効果があったかどうかは分からないけどやってたことをご紹介します。

  • ラズベリーリーフティーを毎日飲む

    お茶そのものの効果のほどはわかりませんが、少なくとも意識的に温かい飲み物で水分摂取できたかなと思います。
    わたしが実際に飲んでいたものをアフィリンクで貼っておきます。

  • マタニティヨガをする

    YouTubeでほぼ毎日やってました。お腹が大きいとどうしても体がガチガチになるので、ヨガでほぐすと気持ちよかったです。
    軽めにやりたいときはマリネス(竹脇まりな)さん、しっかりやりたいときは真理子(B-life)さんの動画を見てやってました。

最後に

ちょっと前に、お産が怖いと言ったファンへ「旦那様へ無痛おねだりすれば」と言った芸能人が話題になっていましたね。

確かに無痛分娩を選択することで多少怖さは軽減するかもしれませんが、普通分娩とはまた違ったリスクもあります。
無痛分娩かどうかに関わらず、実際にお産をする方も、そのパートナーの方も、きちんとお産について学んでおけるのがベストだと思います。

無痛分娩にすればお産が楽になると思って準備を怠ってしまうと、いざお産を迎えたときに辛い思いをするかも知れません。
大切な我が子との初対面、これから始まる育児の最初のページは後悔のないようにしたいものです。


お産はよく交通事故に例えられ、無痛分娩は「交通事故で車に衝突する瞬間の痛みが取り除かれるだけで、轢かれたあとのダメージは同じ」と言われているのを見たことがあります。

轢かれたあとのダメージに関しては同意ですが、「車に衝突する瞬間の痛みが取り除かれる」という点はちょっと違うのかなと思います。個人的には、トラックに轢かれたけどバイクに轢かれるくらいの痛さで済んだみたいなイメージのほうが近いと思いました。

無痛分娩は痛みが完全に消えるわけではないので、「痛み軽減分娩」くらいのニュアンスのほうがふさわしいような気がしています。

もっと研究が進み、本当に痛みがない分娩方法が発明されてほしい。産後の体はボロボロなのだから、せめて希望する人にはお産の苦痛はすべて取り除いてほしいと願っています。

KANA

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