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わたしの中の女

あんなところやこんなところで、やれ彼氏はいるのか、やれ結婚の予定はあるのか、やれモテるでしょと次々に聞かれてうるさいので、今日はここで意気込んで恋愛の話をするぞ。

(うるさい人たちはこのnote読んでないが)

違うな、恋愛の話ではなく、自分の中の「女」との向き合い方を書く。

なんだかんだ、少しずつ書いていたら、書き始めてから3か月くらい経っちゃった。しかも5000字くらいになっちゃった。こんなの誰が読むんだ。


達観している女

大学生の頃、内面美人だとか、「女子に好かれる女子(同性に好かれるよね)」だとか、飲み会の場で勝手に分析されては、よく言われていた。

その度に、ありがとう〜とは返すけれど、内心は、当時「モテ」に自信がなかったということもあり「それは外面は美人ではないということを言いたいのでしょうか」「それは男には好かれない女子だねということを言いたいのでしょうか」と反論したくて仕方がなかった。

そのうち、容姿の美しい人や男に媚びる人を主人公として扱い、それ以外はモブキャラとして扱うこの飲み会ムーブは、主人公もモブもどちらも人間として扱っておらず、ただ女を「女」という記号としてしか扱っていないということで、そんな人たちにチヤホヤされても別に価値はない、ということを悟った。

だからその代わりに、人を人としてきちんと扱える人を大切にすることを心がけた。

そうしたら、人を人としてきちんと扱える人との飲み会は、お酒が入ろうと、何もジャッジされなくて楽しいということがわかったし、そもそも、そんな素敵な人たちとの関わりに、アルコールや飲み会という場はいらなかった。

やがて、好きな人が、特別に自分のことをきちんと扱ってくれる人(=恋人)になり、その日々は相当楽しかったし、「あなたを女として見ている」というのは、好きな人から受けて初めて嬉しいんだ、飲み会の場で無数の人から下心を丸出しにされたところでそれはただ気持ちが悪いだけで、不特定多数ではなく、好きな人にとっての主人公であることが大切なんだということも分かった。

とにかく、恋愛とは何かを教えてくれた師匠みたいな人だった。この人に出会っていなかったら、わたしはきっと拗らせ人生まっしぐらだったと思う。

……だから、大学の時の彼にはすごい感謝してる!!という話を、この間友達に話したら、達観していて精神年齢が高いと言われたので、適当に検索して診断してみた。


41歳 ......

あ、この間サロンで肌年齢診断やったら22歳でした。今度わたしに会ったら、肌綺麗ね〜ってみんな言ってね!!?ね?!?!

ちなみに今も、内面美人と同性ウケがいいことはよく言われますが、素直に受け取れるようになったし、その場で「外面も美人だよッ😉🫶」とか言えるくらいにはなりました。(それもどうなの?)

女を果たしていない女

通っていた学校は、ずっと共学だった。

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