LINEが好きでして
LINEが好きなんです。
と言うとやや語弊があるのですが、LINEが好きなんです。
それは、その人と一緒にいない時間も常に繋がっていたいとか、すぐに返信が欲しいとか、構って欲しいとかそういうことではなくて
どうやらわたしは、言葉でのやりとりに「ふつう」より価値を置いているようで、そのツールとしてのLINEが好きなんです。
言葉に敏感なのかも。何気なく言われた言葉、何気なく目にした言葉、聞いた言葉から日々受け取るエネルギーが、プラスにもマイナスにも、他人よりも大きい気がする。
LINEは連絡ツールに過ぎないけれど、そうはいっても、その人の言葉に対してのセンスも、言葉選びの熱量も、思考の深さも性格も、結構何もかも分かると思う。(ちょっとした予定決めるだけでも分かるよね)
LINEでの雑談も好き。LINEでの日常の共有も好き。
※当たり前すぎて大事なことを言い忘れていた。リアルでもよく関わりよく話す人に限る。
おもしろいやりとりや、感動したやりとり、嬉しかったやりとりをすぐにスクリーンショットして保存してしまう。
別に、綺麗な言葉遣いができるかが大切というわけではない。やや汚い言葉によって鋭いツッコミがされることで、文脈のテンポが弾むのも楽しい。
正しい日本語が使われていることが正解というわけでもない。正しい日本語なんて、わたし全く知らないし。
でも、だから、とにかく、つまり、接続詞いろいろ付けても結論としては、わたしはLINEは重要。
そういえば、平安時代は、消息(=手紙)というものが大流行したらしいじゃないですか。
TikTokやビーリアルなど、タイパの良いコンテンツで発信することがウケる今の時代に、ダイパの悪いnoteを書くことで発信しようと考えるちょっと変わった方々(わたしを含む)は、きっと言葉が好きで、言葉選びに熱量がある方だと思うので…
平安時代に生まれていたら、もしかしたら、わたしたち超モテモテだったかもしれないね!👶🤍
手紙にセンスのある言葉を紡いでやりとりするの、憧れる。センスのある和歌の恋文を受け取って惚れてみたいし、センスのない和歌の恋文によって恋が醒めたりもしてみたい。生まれる時代間違えたかも。
ああ、今、田辺聖子訳の源氏物語を読んでいるので、毎日心が平安時代にタイムスリップしていてその影響が。すみません。
でも、LINEからその人の言葉に対してのセンスや熱量、思考や性格を感じること、平安時代の貴族とやってること同じようなものだ。
というわけで、わたしはLINEが好きです。
今日もお疲れ様でした♩
結婚記念日の父におめでとうと送ったら物を要求された。