お手入れしていても肌が乾燥するのはなぜ?対処法は?
こんにちは、いなおビューティーです。
厳しい寒さから、少しずつ暖かい日もでてきましたが、まだまだ乾燥が気になる季節かと思います。
皆さまお肌の調子はいかがでしょうか。
『しっかりお手入れをしているはずなのに、肌が乾燥する』そんなお悩みはありませんか?
今日はそのお悩みについて、お話していきたいと思います。
まず基本的なお手入れ=スキンケアとして、必要なアイテムのおさらいです。
・クレンジング
・洗顔料
・化粧水
・乳液、保湿液、クリーム
クレンジングや洗顔料はメイク状況や、肌が過敏になり過ぎている時は省略することがありますが
化粧水と乳液(または保湿液やクリーム)はどんな肌でも基本的には必須になります。
もし化粧水だけ、クリームだけ、などという方がいたらまずはしっかりアイテムを使ってあげることから始めてください。
また、全ての機能が入ったオールインワンも今は高保湿なものが沢山出ていますが、もしオールインワンを使っていて乾燥する人は、化粧水→乳液とそれぞれきちんと分けて頂きたいです。
分けて使っていただいた方が、化粧水=潤いを与える力、乳液=与えた潤いをキープして肌を守る力、それぞれの力が最大限に発揮されます。
もしあなたがきちんと必要なスキンケアアイテムを使っているのに肌が乾燥する、ということであれば私が1番アドバイスしたいのはこちらです。
普段、日中の保湿ケアはしていますか?
乾燥が気になる方でも、日中保湿ケアをしないという方は意外と多いのですが、すごくもったいないなと感じています。
これをするだけで、肌は必ずぐんと綺麗になるからです。
ちなみに、日中の保湿ケアとは、化粧直しの時や肌が乾いたと感じる時に化粧水や乳液などで上から保湿をしてあげることです。
化粧の上から5秒間くらいハンドプレスするだけ、本当に簡単なことです。
そもそも肌は寝ている間に回復して、朝起きた時が水分量やバリア機能がピークと言われています。
そこに朝のスキンケアで潤いを足して万全な状態から、日中に受ける紫外線や空調やストレス、様々な要因によって肌の水分量やバリアは夕方に向かって下降していきます。
これは肌のメカニズムなので、誰にでも共通することです。
そして普段過ごす環境で、この肌の下降具合は大きく違ってきます。
例えば空調や紫外線、寒暖差、ストレス、摩擦などで肌は乾燥します。
もし、仕事帰りや夕方になって朝よりも肌が乾いていたり、くすんでいたり、ツヤがなくなっているなと感じる方は日中何かしらの乾燥ダメージを人一倍受けている証拠です。
一度乾燥した肌はバリアが弱くなっているので、さらに敏感になりどんどん潤いは逃げて刺激を受けやすくなり、肌状態はガクンと悪くなっていきます。
朝のピークから、日中にガクンと肌状態が悪くなると、夜スキンケアでしっかりお手入れをしても、ギリギリ朝のピークに戻せるか、ダメージが酷すぎると回復すらままならないことがあります。
これが、しっかりお手入れをしているはずなのに肌が乾燥する、というお悩みに繋がります。
つまり、朝晩のスキンケアだけでは日中のダメージをケアから肌を回復させきれていないんですね。
しかし日中の保湿ケアをしてあげることで、朝から夜に向かっての肌の下降を最大限緩やかにすることができます。
乾燥する前に保湿ケアをしてあげることで、そもそも乾燥を未然に防ぐこともできます。
1日中良い状態の肌をキープできると、夜のお手入れでしっかり肌が回復し、寝ている間にさらに肌を回復させることで、朝起きるとより良い状態でピークを迎えることができ、肌はどんどん綺麗になっていくのです。
朝から夜にかけて、いかに肌を乾燥させずに過ごせるかが何よりも大切です!
保湿するアイテムについては、しっかり水分を与えてあげたいので、オイルやクリームではなく化粧水がおすすめです。
ただサラッとしている化粧水だと、肌にとどまりにくかったり、メイクの油分で弾かれて肌に浸透しない可能性があるので、私が1番お勧めしているのは化粧水の中でも少しとろみがあるものです。
日中お肌につけてあげるときは、あぶらとり紙でしっかり余計な皮脂を抑えてから、化粧水を5秒間ハンドプレス、化粧崩れがひどい場合は綺麗なパフで軽く拭き取ってからパウダーなどをはたいてあげるとすごく綺麗にお直しができます。
目周り、口周りなどは皮膚が薄く乾燥しやすい部分なので、重ね付けをしてあげるのもおすすめです。
また、目周りはデリケートな部分になるので摩擦を避けるために力が入りにくい中指や薬指で触ってあげてくださいね。
摩擦って実は肌を乾燥させたり、メラニンを作らせてシミの原因にもなるので、お肌を触るときは優しく、優しく、が鉄則ですよ!
潤いをキープできている肌はバリアが高くなるので、これから春に向かって増える紫外線はもちろん、ホコリや花粉からも肌を守ることができます。なので、今からしっかり日中の保湿ケアをクセ付けていきましょう。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。