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マジミラ2024楽しかったね〜の日記


久々note開いたけど良い書き出しが思いつかんという書き出し

Twitterで延々マジミラの感想を垂れ流すマシーンと化してるんだけど、マジでキリが無く、いっそもうまとめて書いて一区切りつけちゃおう(多分無理)

今回は福岡のDay1・2と大阪のDay2・3に参加。初日と千秋楽を上手い具合に拾えてラッキー。



マジミラ福岡の話

なんといっても今年の目玉は初の福岡開催だった。よね?

正直地方開催だし福岡サンパレス+会議場という規模の小ささであまり期待はしてなかったんだけど(勝手にマリンメッセ開催だと思い込んでた)


実際のところ想像以上にかなりマジカルミライだった。


数々のブースが立ち並ぶ様子や、思い思いの服装に身を包んだオタクたちが跋扈する様子はまさしく、自分が過去2年で見たものに近しい感じだったし、ライブの演出もサイドモニターこそ無いものの質感が保たれていた。ホールだと音がよく聴こえますな。

会議場を所狭しと使い、配置された企画展はどこか学校の文化祭みたいなものを想起させる。外にアニメイトのキッチンカーあるのもそれっぽい。


正直「いうてまあ縮小版だよね〜」とタカを括っていたのでよくもまあここまで詰め込んだもんだと感心した。

今回は地元のオタク(初マジミラ)や実の母親(!?)と帯同していたんだけど、口を揃えて「良かった」と言ってくれたのでなぜか自分が嬉しくなったね。

毎年、遠征終わって、家族や友達に写真見せたりなんだりで思い出話でもしてみるんだけど、「興味はあるけど東京や大阪は遠い……」と至極真っ当なことを言われ続けていたので、今回引きずって行ける地元で開催してくれたのは本当に良かった。

(もしかして毎回欠かさず東京と大阪に行くのって普通のことでは無いのか!?!?!?!?!?)

母親の話なんだけど、筆者が学生のころくらいはマジでオタクという文化を毛嫌いしていて、「絶対オタクになるなよ」と言い聞かせられながら育ってきた。世間的な風向きもそんな感じだったし。
(ちなみに手遅れでしたが)

そういう立ち位置の人間が、マジミラみたいなイベントに興味を持って実際に足を運ぶまでになるって、時代とともに人も変わるんだなーってちょっとエモくなった。


老若男女受け入れてくれるクソデカ間口のイベントであってくれることにも感謝感謝。

姉さん推しらしいので法被プレゼントしてあげた


やっぱ普通に過ごしてたらマジカルミライに触れる機会の無い人間ってかなりの割合でいるわけで、地方開催ってめちゃくちゃ大事な役割があるんだなーと。

福岡ビッシリ


2023最終日での告知以来、福岡全体が浮ついた雰囲気になってウケてたし、コラボもたくさんあって1年間本当に夢のようで楽しかった。スタンプラリーとかラッピングバスとか走ってたの良かった。

酷暑の中歩き回ったのも今となっては良い思い出。


本当に開催してくれてありがとうございました!!!!!!
フラスタのひとつでも出せれば良かったんだけど、またの機会だね……。



ライブ本編の話


今回特に強く印象に残ったのはKAITOとMEIKO。

『Call!!』がスタートするやいなや、現れた〝ギルティ〟KAITOに対する悲鳴の量は今まで感じた中で一番の量だったかもしれない。

KAITOのファンは言わずもがな、男女問わずの数多のオタクが膝を折り、天を仰ぎ、言語の体を成していない呻き声を撒き散らかしていたあの光景は忘れることはないだろう。慌てふためくニュースキャスターと俺

『TYQOON』はこの手のライブでは結構珍しい(?)長めのシンガロングとクラップ要素がたっぷりで、それを引っ張るのがMEIKOっていうのが、上手く表せないけどとにかく良い。
「0.1縷を説いたげるわ」で脚を蹴り上げるシーンかなりお気に入り。


ふたりそれぞれの強みを遺憾なく出した後に王道ロックチューンの『REALITY』で会場全体を上げていくのが本当に良くって。
年長組かっこよすぎるし強すぎるよ。
築いてきたものに負けないパワーと底意地みたいなものを強く感じたな。
「うちのKAITOとMEIKOはまだまだこんなもんじゃないぞ」みたいな。

個人的にここの流れが強すぎてな……。持って行かれた……

要所要所で「ここ良かったなー」ってのはあるけど、流れで聴いて強かったのはやっぱ年長組……。


あえて言うならマジカルミライ2019で披露された曲が結構固まってて嬉しかったな。
『ブレス・ユア・ブレス』が好きなんだけど、当時の空気感とか知らず、セットリストを眺めて想いを馳せるくらいしか無かったので……。
憧れがちょっと昇華されて良かったな。
『テオ』からの『ブレス・ユア・ブレス』は本当に気絶するかと思った。


『letter song』や『命に嫌われている。』、大阪限定曲の『サイハテ』を経て思ったけど、もしかしてファンファントリップって人生そのもの……ってコト!?

こんな俺でも至るくらいの直喩を落とし込んでくるのか疑問に思いつつ、それでもライブ中に昔のことを思い出してしまうくらいには、感じ入るものがあった。

人生って旅なんだ、とか、音楽が人生に寄り添ったりとかそういうのも軽率にやって良いんだ。とかいろんなことが頭の中で整理つかないまま煮込まれてて最高。

来年はどんなテーマで楽しませてくれるのかハードルが嫌でも上がるね……。

完全体『Hand in Hand』やただただ〝圧倒〟の一言の『ノヴァ』をどう乗り越えるのか、何を魅せてくれるのか楽しみ。


好きな曲の話でもするか

『サイハテ』

もうこの曲をいつ知ったかは覚えてないくらい前だけど、最初に聴いてからしばらくはこの曲がずっとうっすら苦手で。

この曲を知ったばかりの頃はまだ人生経験も浅く、この曲からは漠然とした寂しさしか見いだすことが出来なかった。

そこからそこそこの年月が経ち、いろんな出会いだの別れだのを経験してからはこの曲と少し分かり合えるようになってきた気がする。

そんな中、この曲をマジカルミライのステージで拝めるとは思わず、絶句したのを覚えている。もちろん過去に演奏されたというのは知ってたけど、本当に目の当たりにすると言葉って本当に無くなるものなんだな。
(横のお姉さんも崩れ落ちててウケた)

別れたいろんな人との思い出などを想起しながらペンライトを振る。
もはやライブという空間ではなく、ステージ上のサイハテミクと自分の一対一で語り合ってるようにも錯覚する、贅沢な2分46秒。本当に良い経験をさせてもらった。


サイハテミクのふともも?何の話……?頭おかしいんじゃないですか……?動物たちが住む森や自然を守りたい……



『フューチャー・イヴ』

この曲の話はしないといけない(使命感)


個人的にはかなり待ちかねたというか

やはり初参加のマジミラはかなり思い入れが強くなるもので、去年もこの曲を楽しみにしてたんだけど来なくて、心に少々の騒めきを抱えつつ1年間を過ごしたわけなんだけど。

少し曲解した捉え方だけど、マジカルミライ2023って“挑戦状”のようなものだったのかなーとぼんやり考えていた。

この曲には度々「魔法を信じていた」というフレーズが登場するけど、「魔法が存在する」とは言っていないというのが世界観あるいはコンセプト、というのを目にした。絵師展だっけ……かなりうろ覚え……。

でも、存在するかすら朧げなものに縋った結果それが叶った瞬間、っていうのがこの世で一番美しい時間なんだよ。だからそれを魔法と呼ぶ。

この1年間想いが募り過ぎて10thのグッズ集めまくったし、
全身10th装備で今年は臨んだ。祈りにも近い。

2022年からタイムスリップしてきた???


ていうか俺だけじゃないだろ、絶対。
「フューチャー・イヴきたらいいなぁ」という感じの会話がそこかしこから漏れ聞こえてくるくらいには、大勢のファンから望まれているのが分かった。

そしてライブ本番、「次の曲は『HERO』だったっけ……?」と考えながらステージを注視。

星型のエフェクトとともに10thミクが現れ、同時に会場に響き渡る悲鳴混じりの歓声。
本当に「やってくれたなぁ……」の感想しか出てこなかった。

声出しが出来なかった2022年とは違い、歓声を受けながら踊る10thちゃんが本当に眩しい。
1年間みんなが願い続けて来たからこの美しさの跳ね方に箔がついたなと感じた。

だから去年披露されなかったのは「魔法を信じてみろ」という前振りのような挑戦状だったのかなーと思うわけで。かなりのこじつけ。

曲の終盤に幾度となく繰り返される「魔法を信じていた」というコールが、魔法を信じてきたオタクたちのシュプレヒコールとして意味が通ってて……これが文脈……。

まあ肝心の俺は嗚咽が止まらなくてコールなんてする余裕無かったけど。感極まると喉が詰まるタイプ。

惜しむらくは、この曲の披露される公演に限ってどっちも最後列という。

“もっと近く”が遠かった(物理)


ちゅ


ともかくともかく、またマジカルミライの舞台で10thちゃんに会えてやっと「ありがとう」を言えたという事実、筆舌に尽くし難い感情……!
マジカルミライ10thちゃんのおかげで今まで見れなかった景色がいっぱい見れて楽しいです。本当にありがとう。の気持ち。


10thちゃんのふくらはぎ……?何の話……?頭おかしいんじゃないですか……




『ブレス・ユア・ブレス』

漫然とこの曲を好き!!!!!!と言い張っては来たものの、この曲のどんな部分が好きとかはイマイチ自分で納得いく言語化が出来てないまま時間は流れて、3年連続でライブで聴けたしそろそろなんか新しい見方も出来るようになったかなーと思いながら零してみる。言語化って難しいけども。

この曲の好きなポイントって何だろうなーって考えたときに出てきたのが「歪さと美しさ」というとこで。

・この曲自体賛否両論だった
・道中の「お祝いできるかな」
・クラップとか振り真似をする人もいればしない人もいる

みんな捉え方がバラバラでめんどくさいものをいくつも内包しためんどくせえ曲なんだけど、そこがこの曲のキモだと思っている。

メロディとかアレンジとかそういう技術面の話は置いといて(そもそもそこが素晴らしいというのは前提で)、聴衆がこの曲に対して抱いている感情そのものが、この曲の大事な要素として成っている……なんか上手く言い表せないが。

端的に言うと、「この曲苦手!」とか「和田たけあき許せねえ!」という感情を抱いている人が存在することすら、それはとても愛しいことなんじゃないかなと。

「ここはサーカスちゃんの真似をしてペンライトを振る」
「おめでとうって叫ぶ」「俺は/私は叫ばない」

いろんな人のいろんな感情がいろんなバラバラな形でライブ会場に溢れかえる4分と少しの時間がとてもカオスで好き。

それぞれ歩き出したミライを全員がステージに見出しているんだ………もはや作者である和田たけあき氏の手からも誰の意思からも離れて。

だからこそ、最後の「さあ、ミライへ!」の声がピタッと揃うあの瞬間がより一層輝くというか、たまらなく胸の奥を揺さぶってくる。ライブで聴くたび毎回欠かさず泣いてる。

みんなバラバラっていう歪さと、それでもちゃんと最後は全員ミライに向かっていく美しさをとても尊く感じて、多分そこがこの曲を好きな理由なんだろうな、というのがとりあえずの結論だろうか。あんままとまってないね。

しゅき………


結局ライブで流れると頭空っぽにして歌い散らかしてしまうだけなので、それっぽい理由を書き出すのも一苦労。
好きに理由なんて要らないよな!歌え!


サーカスちゃんの二の腕……?頭おかしいんじゃないですか……

俺は頭おかしいよ


まとめ


去年の感想記事が普通に冗長オブザワールドって感じだったので、今回は要点だけまとめようと思ったけどなかなか難しい。もっと書きたいことあるけど(デジスタとかピノキオピーワンマンとか)。

今回は10thちゃんとの再会で頭がいっぱいすぎて全体的な視点がマジでふわふわしてて文章がまとまらないっていう苦しい状況 助けててんすちゃん

なんで2024のイベント感想なのに過去曲の話だけしたんだ………………………?頭おかしいんじゃないのか………………

とはいえ今年もかなり楽しませてもらったなぁ。地元開催だったし。ライブ終わった1時間後に家に着いてるって地元勢からしたら結構衝撃よ。

来年はSENDAIだけどさすがにちょっと財布が………でもこのままいろんな土地にマジカルミライが進出していく流れは良いなぁ。どんどん繋がっていってほしい。

本音、また福岡でやってほしいのはあるけど、それ以上にまだマジカルミライの味を知らない人に知ってもらうのが大切だよねぇ。沼に行こう、俺と

来年もまたどっかしら行けますように。

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