真性異言の驚異!催眠下でネパール語を話した日本人主婦
❗❗この記事の結論──催眠術で思い出す前世が事実である100%の証拠が存在する。
メシア──世界唯一のスケプティックハンター。懐疑論者の嘘を暴く達人。
キヨシ──懐疑論者の大学生。
キヨシ 皆神龍太郎さんはと学会の『トンデモ超常現象99の真相』の中で次のようなことを言っています。
キヨシ どうですかメシアさん。
これでも催眠術で思い出した前世が本当だと言えるんですか?
メシア まず本題に入る前に初歩的なところから。
皆神さんがネタ元に使っているベイカー名誉教授の本は、闇の勢力カバールのエージェント集団CSIのポール・カーツが設立した出版社、プロメテウスブックスから出されたものなんだ。
よって、もうこの時点で信憑性はないと言える。
キヨシ そ、そんな……。
メシア では、本題に入る。
2010年のフジテレビ『奇跡体験!アンビリバボー』のとある回に、とてつもない映像が放送されたんだ。
キヨシ とてつもない映像?
メシア 40代くらいの日本の普通の主婦が催眠療法を受けていたとき、突然外国語を話し出したんだ。
のちの調べでそれはネパール語であることがわかり、「私はナル村の村長でタマン族のラタラジューだ」と言っていたことが判明する。
キヨシ えっ!
メシア しばらくしてから中部大学の研究チーム立ち会いのもと、日本語が話せるネパール人男性が主婦とネパール語で会話をし、家族の名前などがわかったんだ。
番組スタッフが現地を取材すると、ラタラジューという名前の男性の手掛かりは得られなかったものの、ナル村という村が本当に存在することが確認されたんだ。
キヨシ マジですか……。
メシア もちろん、その主婦はネパールなど行ったことはないし、ネパール語を勉強したこともない。
では、なぜネパール語を話したのか?
学んだことのない言語を突如話し出す現象を《真性異言》といい、世界でわずか5例しか確認されていないんだそうだ。
キヨシ 真性異言!?
メシア 催眠下でネパール語を話した主婦は、その5例のうちの1例という大変貴重な例だったわけだ。
この真性異言の存在によって、催眠術で思い出す前世がニセの記憶ばかりでないことがわかってもらえたと思う。
キヨシ う、うぅ……。
メシア それにしても皆神さん、まるで全知全能であるかのようなものの言い方をする人だけど、真性異言のことをまったく知らなかったみたいだね。
相変わらずの知ったかぶりにはがっかりさせられるよ。