創世記9:18 ~ 19★2020.12.21掲載分
デボーションガイド*ハーベストタイムより
創世記9:18 ~ 19
18 箱舟から出て来たノアの息子たちは、セム、ハム、ヤペテであった。ハムはカナンの父である。
19 この三人がノアの息子で、彼らから全世界の民は分かれ出た。
《参考》
人類の新しい歴史の始まり
*ノアの3 人の息子たち
「箱舟から出て来たノアの息子たちは、セム、ハム、ヤペテであった。ハムはカナンの父である。」(18 節)
大洪水の後ノアに子供は、生まれなかった。全人類は、大洪水の前に生まれたノアの3 人の息子たちから広がった。3人息子の名前は、誕生の順にセム、ハム、ヤペテとなる。(創5:32、6:10、7:13、10:1、1 歴1:4 参照)
創世記5:23 エノクの年は合わせて三百六十五歳であった。
創世記6:10 ノアはセム、ハム、ヤペテの三人の子を生んだ。
創世記7:13 その同じ日に、ノアと、ノアの子セム、ハム、ヤペテと、ノアの妻と、その子らの三人の妻とは共に箱舟にはいった。
創世記10:1 ノアの子セム、ハム、ヤペテの系図は次のとおりである。洪水の後、彼らに子が生れた。
第一歴代誌1:4 ノア、セム、ハム、ヤペテ。
「ハムはカナンの父である」と記載されているが、これは、次に起こることの準備。父であるハムの悪い性質が、息子のカナンに受け継がれた。
創世記12 章以降では、ハムの息子のカナンがキーマンとなる。カナン人は、カナンの子孫たちとなった。モーセがこの書を執筆していた時にイスラエルの民はカナンの地への旅を続けていた。モーセは、イスラエルの民にカナン人について教える必要性を感じていたので「ハムはカナンの父である」と書き記していた。
大洪水によって罪人が居なくなったわけでもないし、地上から罪が消えたわけではない。ノアと3 人の息子たちから再び罪が広がっていった。人類の罪を解決するには、大洪水と箱舟以上のものが必要となる。
*ノアの日
新約聖書に出てくる「ノアの日」について考えてみよう。
(マタ24:37 ~39、ルカ17:26 ~27 参照)
マタイに24:37-39 37.人の子の現れるのも、ちょうどノアの時のようであろう。 38.すなわち、洪水の出る前、ノアが箱舟にはいる日まで、人々は食い、飲み、めとり、とつぎなどしていた。 39.そして洪水が襲ってきて、いっさいのものをさらって行くまで、彼らは気がつかなかった。人の子の現れるのも、そのようであろう。
ルカによる福音書17:26-27 26.そして、ノアの時にあったように、人の子の時にも同様なことが起るであろう。 27.ノアが箱舟にはいる日まで、人々は食い、飲み、めとり、とつぎなどしていたが、そこへ洪水が襲ってきて、彼らをことごとく滅ぼした。
(1)「ノアの日」とは「ノアの時代」という意味。ノアの時代の特徴は、神の裁きが近づいているのに、誰も認めず、大洪水が起こる直前まで日常生活を過ごしていた。
(2)このノアの時代と同じような時代が再び到来する。
それは、*携挙が起こる直前で携挙が起これば、*大患難時代はすぐにやって来る。人々はなかなか聖書の警告のことばには耳を傾けず日常生活を送る。
*携挙・・・空中再臨のことで信者が生きたまま天に挙げられること。
(1)「携挙」が起こると全てのクリスチャンは天に挙げられ、地上は未信者だけが残る。
(2)「携挙」される基準は、キリストを信じて救われているかどうかによる。
(3)「携挙」が起こるとすでに死んだ信者たちがよみがえり、地上で生きている信者たち共に天に挙げられ、空中で主と会う。
(4)「携挙」に関しての聖書箇所は、1テサロニケ4:13〜18・1コリント15:50〜54。
*大患難時代・・・世の終わり、終末期の事。ダニエル9:24-27 ①反キリストがイスラエルの民と7年の硬い契約を結ぶ。
②第3の神殿が建つ。 ③反キリストが神となり偶像礼拝する。
《参考》
ヨハネの黙示録・終末論・携挙・大患難時代がイメージしやすくわかりやい。ヨハネの黙示録の理解を深めたい人や流れをつかみたい人におススメの映画です。
★「ノアの日」から、教訓を学ぼう。ノアの時代に起こった大洪水は、終末時代を生きる私たちへの警告でもある。
「しかし、兄弟たち。あなたがたは暗やみの中にはいないのですから、その日が、盗人ぬすびとのようにあなたがたを襲うことはありません。」(1 テサ5:4)
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