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14cmのストウブ/ル・クルーゼ の比較
新しくnoteを始めるにあたり しばらくは作ったごはんの記録ではなく持っている鍋たちについて語ることをしたい。毎日どの子にしようかなと思いながら選んで調理なれどいかんせん胃袋は一つ。なかなか満遍なく手に取れぬ日々。どこがカワイイかどこが違うのか、どう偉いのか‥
新しく書いたり以前に他であげたものを再編したい。
女性一人暮らし割と少食には14cmが2ー3回分の副菜作りに 作り置きに実力発揮。
そしてなんというか14cmの丸い鉄鍋は 本当の鍋としての序章を飾るような本格的な佇まい。なのにカワイイ!手に取ったらナニコレ カワイイ カワイイと小躍りしちゃうくらいかわいいのだ!
(12 15もそうなんだけどね)
ストウブ14cmは16cm〜のピコ ココット ラウンド方としてはほんの少し縦長のプロポーション。深さがある分小柄でもガッツリ作れます な心意気を感じる形。昔の16cmも同じプロポーションだったが今は18cm〜のココットラウンドと同じ形に仕様が変更になった。
無水調理もこなすし、汁だくの煮物も深さもあるし楽々と。ラーメンは少し窮屈かな。高さの分日本のおたまなら中に入れておいてもひっくり返ることがない。
この大きさも残念なことにカラバリがほぼ黒とグレーのみ。(最近はカラバリも出てきたようだけど定番ではなさげ)
いやまことに残念。小さく手のひらサイズなのに本格派を楽しめるのに。
ル・クルーゼ14cmは お子さんの誕生祝いに贈られた向きも多いのでは。よって薄いピンクやブルー、イエロー それにくまちゃんノブがついたものをなどよく見かける。
私のル・クルーゼ14cmは外も黒、内側が全部マットブラック。焼きつけにも強い、くっつきにくい?シミもわからぬし焼付けにも強い丈夫なホーローだと聞いたから。
ル・クルーゼは、美しい。カーブの隅々までカーブではないところがないというように美しい優しいカーブで極上のホーローで包まれている。
満水で0.9リットルだから実容量はストウブより少し多め。
内側が白のルクなら麺類の汁がさぞや綺麗に見えることだろう。シチューやカレー スパソースだってなみなみ3杯は作れる。少食ならもっとだ。(一杯200mlとして。ボンカレー170mlだからあってるよね)
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重ねるとストウブがル・クルーゼの中にすっぽりはまる。
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高さを使い切らずに少なめの煮物などももちろん作れる。
22cmで少しだけ作るのとと14cmで少しだけ作るのでは 14cmの方が作りやすいのだ(大は小を兼寝ない鍋のお約束)
どちらも米1合を美味しく炊くことができる。鍋は小さいとご飯が美味しく炊けるな。
ストウブ ピコ ココットラウンドは平底だし雨降りも縦方向だしお米がくるくる回らないのでしまった炊き上がりになる。
故に一般的には炊飯が苦手だけど、14cmは小さくて横からの熱周りもよくムラもできずにココットラウンドとしてはとてもよく炊ける。
ルクのこの大きさは一合炊きに素晴らしいと思う。小さいからこその熱まわり。そしてこの形。万能。形は相似形なれど小さいと表面積が大きくなって熱周りがとても良いのだ。小さくて熱周りが良くて均一な この子達の素晴らしいよ。
ルクを出産祝いに贈られた方、手放してはなりませぬ。丁寧に使ってお子さんが腹ペコティーンになったらそれでうどんやラーメンをチャチャっと作ってあげるのだ。
今はハラヘッタとかアアとかンーとかええ〜としか言わないけど赤ちゃんの頃は・と甘酸っぱい赤ん坊の匂いに包まれた、多分大変だった離乳食の日々を思いつつ健やかな成長を日々寿ぐのだ(ながい)
いいなあ。いい。
なんならお孫さんの離乳食に使ったりもできるぞ。100年鍋というそうだから。
ストウブの14cmは その本格派なのにミニ感 きゅっと小さい感じがなんともたまらなく良い(まあ、ストウブのミニズ共通だけど)しかし、なんで14cmを離乳食用とかで裏出さないのかしら。でカラバリよろしく。
ところで 14cm 思った以上に意外に沢山できる。味噌汁は160ml ストウブの650mlも作ったら4杯分。エライ。けど1人なら4回分…
と なぜ さっきもカレーだのの話したのにしつこくまたこの話になるのか。
なんとなれば14cmでも食べきれないことが多いからなのだ。同じ味噌汁を4回食べるだろうか…
少食(間食するからなんだけど)の人間にとっては14cmはおそらく世間で言われている16cmの鍋の感覚。
あまり一般的な参考にはならない感想かもしれない。少食の女子、年配の人間はそんなには食べないのだ。
料理家さんたちはご家族を持ってもりもりどっさり さあ食べて!どーんとやってる方が多い。どうしても少なめがいいと言う感覚はわかないのだと思う。16cmを勧めがち。
と言うわけで私の使い倒し食べ切りサイズ、余分はいらない は12cm(0.36l), オーバル15cm(0.44l)
ルクには残念ながらそのサイズはない。
それらの話はまた、別の機会に。