パリ☆フランスの幼稚園【L’école maternelle】
Bonjour!
今日はフランスの幼稚園について少しお話ししたいと思います。
出典:http://prcm.jp/
入園できる条件
①年齢
息子は2014年9月の入園でしたので、その例を挙げたいと思います。
この場合、2011年1月~12月に生まれた子が入園対象となります。
2歳9ヵ月から3歳8か月の子となるので、日本よりも早い入園となります。
ただし、例外もあります。
園長先生の判断によって、上記の期間外の子も入園できるようです。
2012年1月生まれの子が息子のクラスにもいましたし、友だちの子どもも1月生まれで1年早く入学していました。
飛び級、落第があるフランスなので、この辺りは年齢よりも本人の能力次第ということだと思います。
②オムツが外れていること
幼稚園ではオムツは禁止なので、オムツが外れてない子は年齢が満たしていても入園できません。
時間 / 休み
時間や休みは地域によって若干違いがあります。
パリ市の場合は下記の通りになります。
月・金 8:30-15:00(16:30)
火・木 8:30-16:30
水 8:30-11:30(13:30 / 16:30)
上記の時間が、幼稚園の担任の先生が受けもつ、通常のクラスの時間です。
()内は学童の先生が受けもつ時間となりますが、基本的に費用はかかってきません。
休みは、土日祝に加え、
2月下旬に2週間の冬休み(Vacances d'hiver)
4月下旬に2週間のイースター休暇(Vacances de Pâques)
7月と8月の2か月間の夏休み(Vacances d'été)
10月下旬に2週間のトォッサン休暇(Vacances de la Toussaint)
12月下旬に2週間のクリスマス休暇(Vacances de Nöel)
6週、7週ごとに2週間の休みと休んでばっかりですww
幼稚園に持って行くもの
パンツ2枚、ズボン2枚、服2枚、ビニール袋、ティッシュ
こちらが、息子の幼稚園で必要なものになります。
日本の幼稚園は、用意する物が多いみたいですが、フランスでは着替え以外はすべて幼稚園側が用意してくれるので、非常に楽です。
費用
学費は無料です。
掛かる費用は給食費と、学童希望の人はおやつ代となります。
月500円ぐらい~13000円ぐらいと、収入によって費用は変わってきますが、給食費の平均は月7000円から10000円ぐらいではないでしょうか。
おやつ代ははっきりわかりませんが、給食費の半分ぐらいだと思います。
給食も、学童も希望しない人はもちろん費用は掛かりません。
お昼ご飯
11:30から13:30はお昼休憩となります。
自宅でご飯を食べる人はこの時間に子どもを迎えに行き、13:30に再度登園します。
給食希望の人は、給食室に行って給食を食べます。
給食の内容が前菜、メイン、デザートとさすがおフランスなメニューとなっています。
また、パリ市の給食はBIO(オーガニック)のものが多いので、安心です。
この給食の時間は担任の先生はまったくノータッチで、給食のお世話をする専門の人がいます。
お昼寝
年少組はお昼寝室が用意されているので、そこでお昼寝します。
年中、年長組はお昼寝室がないので・・・
イスに座ってテーブルで寝ます。
授業中に机で寝るような感じです。
なんだか、かわいそうな気もしますが、フランスでは普通なことらしいです。
また、迎えに行ったときに息子がいなくて、「あそこで寝てるよ」と言われ・・・
見てみると体育館のマットの上で寝てたりしたこともありました。
寝ていても、起こさないところはさすがフランスですww
学童(延長保育)
フランスでは16:30がおやつタイムとなるのですが、この時間から学童になります。
おやつ代を払えば、同じ幼稚園でそのまま、最大18:30まで預かってもらえます。
月、金の15:00~、水曜の11:30~はこの学童の扱いになりますが16:30までの場合、費用はかかりません。(おやつを食べないので)
行事
入学式や運動会など日本の幼稚園のようなイベントごとはほとんどありません。
クリスマス休暇前の合唱コンクールと、夏期休暇前に遠足が数回ある程度です。
まとめ
フランスの幼稚園はこんな感じです。
共働きの家庭がほとんどのフランスなので、幼稚園兼保育所といった感じですね。
幼稚園でそのまま学童に切り替わる点は効率もいいし、日本でもぜひ採用してほしい制度です。
♥マダム・す~♥
こちらの記事は、パリ在住ブログ「マダム・す~の日記」から人気記事を抜粋しました。
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