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「先生、どうか皆の前で褒めないで下さい」を読んで

先日、本屋に立ち寄った時に表紙の「いい子症候群の若者たち」というキーワードが目につき購入した本が「先生、どうか皆の前で褒めないで下さい」です。

感想の結論としては、私も立派ないい子症候群だなあ、でした。
この本の最後で、質問力を鍛えることとメモの取り方を変えてみることが薦められており、読み終わった私は
「よし、明日から実践するぞ!」
と意気込んだのですが、結局、言われたことをやるぞ!=いい子症候群発症しまくり。なのでは?と感じています。

主体性がなく周りの人や環境を自ら変えようとはしない若者。周りと違うことをやることへの恐怖。安心感のために皆と同じでいたいという心理。


共感の嵐でした。私はいい子症候群を小学4年生ごろからしっかり発症していたと思います。


ただ、そんな自分に嫌気がさしたり、自分ってどこにあるんだろう?何がしたいんだろう?と分からなくなったりする時期もありました。
そのため、高校の途中から周りに合わせるために学校に行くのが嫌で自分の勉強のためにサボって塾だけ行ったりもしていました。
(結局勉強していた理由は安定を取るためなのでしっかりいい子症候群発症していますが)
そこから自分のために時間を使う楽しさを知ったように思います。

本の中で、何かを学ぶ目的だけは、「周りがやっているから」を目的にしないで自分の中で他の目的を見つけて欲しいというメッセージがありました。
今、デザインの勉強をしていますが、私が勉強する理由はその勉強自体が楽しいから、自分自身の成長のためです。
したいと思える勉強を見つけて、それをさせてもらえる環境にあるのはすごく幸せなこと。
そして、好きだと思えることを仕事に出来ることは非常に幸せだと改めて思いました。
デザインの勉強は始めたばかりで不安いっぱいでしたがやっぱりもっと楽しみつつ頑張りたいなと思えるきっかけになりました。

思うところがたくさんあって纏まりにくいのですが、今後の意思表示を以下させて頂きます。
何事も自分の意思を持って、納得感を持てるように疑問を持ち、分からないところは質問し、自己満足のためにも周りの人や環境を大切にして自分が満足できる1日1日を積み重ねていきたいです。
(理想を持つことは大事ですね。)

3日くらいでささっと読んでしまったのでこの本が伝えたかったことをしっかり理解出来てない気もするけれど、まあそれも私の読み方。ただ、それでは勿体無い気もしているのでもう一度読み直したいと思っています。

金間先生、非常に素敵な方だなと思いました。
おもしろい、読みやすい、わかりやすい!
他の本も読んでみたいです。

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