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フランソワーズ・サガン ~撮影ノオト~
最初で最後の来日
「朝、1時間ほどホテルのプールで泳いできました」
フランソワーズ・サガンに会って最初に聞いた言葉だ。一瞬彼女の小説の中のシーンを思い浮かべ、悠然と微笑むその人を見つめてしまった。
サガンが来日したのは1978年。デビュー作の小説「悲しみよこんにちは」を発表したのは彼女が18歳の時で、それから24年の歳月が経っていた。その後来日していないので、最初で最後のお目見えだった。
悲しみよこんにちは
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