#144 MECE

こんにちは、のぶです!昨日ご飯食べに行った&最近寝不足なのもあって、いつもより遅めに活動スタートしました。なるべく一定にしたいのですが難しいです…。

48冊目の3つ目の気づきの紹介です。
本はこちら↓ 

麻雀の牌効率から気づきを生み出すの、意外と難しい…。

今日の気づきはこちら!↓

二度受けにしないようにスジ牌意識

なるべく受けを広くして、多くの牌でシャンテン数を少なくできるようにする気づきです。当たり前の気づきかもしれません。

さて、これから転化したのぶ's ideaはこちら。↓

教育にはMECEが通用しない

MECE(ミーシー)とは、「モレなく、ダブりなく」を意味する言葉で、Mutually、Exclusive、Collectively、Exhaustiveの頭文字をつなげています。

例えば日本を区分けする際、7地方区分で分ければモレなく、ダブりなく分けることができます。しかし、気候が暖かいか寒いかで分けると、中間層が入っておらずモレがある上、盆地などの両極端な地域は両方に含まれるため、ダブりが発生します。

これはよくビジネスで使われているフレームワークですが、教育に応用すると失敗することが多いです。なぜなら教育の場合、すべての分野が連動していることがほとんどだからです。

授業内で、ある英文法を説明するために全体の注意を引いて説明したという指導を例にします。

これはもちろん教科指導と捉えることができます。しかし、全体の注意を引く部分に注目すると生徒指導の側面も持ち合わせているし、学級運営の指導の一環という捉え方もできます。

給食指導はどうでしょうか。栄養バランスの重要性を伝えるのであれば保健衛生面の教育に関わりますし、給食準備に焦点を当てるのであれば学級運営、その土地のものに注目するなら文化面での教育と捉えることもできます。

しかもこれらの解釈は教員によって千差万別であり、他の解釈をして教育とみなすことは無数にあります。

つまり、教育分野の場合、MECEで区別することは不可能で、教員自身がそれを認識して常に子どもと関わっていくことが必要なのではないでしょうか。

世の中の出来事は、すべて意味があり、そこから学びが必ず得られます。教員は起きた出来事から、その場に応じた学びを取り出し、子どもに伝える必要があるのではないでしょうか。

今日は以上です!教育論のようになってしまいましたが、この気づきを転化させる取り組みも、教員に向けてのトレーニングだと思っています。

ありがとうございます!

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