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ほんとうのこころのなか。
自分でも自分の気持ちがよく分からない。
意味を考えては見つけられず、今がなんのためにあるのかを考えては、祈ることしかできないそんな日々。
本を読んでは言葉が刺さりすぎてしまう。ドラマを見てその世界に入り込みすぎてなかなか抜け出せない。ここ数日、ある後悔が胸の傷をえぐってくる。
人に思いを馳せては涙が止まらない。
そんな自分がよく分からない。
自分を見失っているのかもしれない。
今の私にはその時欲しい言葉をかけてくれるような誰かはいない。
昨日の夜、お風呂に浸かりながら改めて自分はひとりだ。そう思った。
友達はいたはずだった。
付き合ってた人も居たはずだった。
けど気づいたらいなかった。
「待っててって言えなくてごめん」という最後の言葉。
「嫌いになったわけじゃない。むしろ一緒に居たいのにそうできなくて」
なんか、よくわからなかった。
考えても分からない。
でもやっぱり私には恋愛は向いていなかった。それだけ。
ここ数日で、彼がいなくなった。そしてあることがきっかけで感じた後悔。それが胸の傷をえぐってきて、心に大きな穴がまたひとつあいた。
昨日の夜は仲間たちが話しているのを聴きながら、そして泣きながら眠っていた。
何かに追われる夢を見た。
朝起きると寝た感じがしなかった。そして、また涙が出た。
でも今日はずっと行きたかった「ヨシタケシンスケ展かもしれない」に行く日だった。チケットは1枚余ってしまったけど、1人でも充分楽しめた。そのことにホッとして、私は大丈夫。依存してなんかない。そう思いながら立ち寄った本屋さん。
そこには、推しのエッセイが数冊並んでいて少し元気がでた。その隣に並んでいた本のタイトル。そのタイトルから、全てを肯定してくれるような優しい言葉が並んでいそうだと勝手に期待して、祈りながらそのエッセイを一冊購入した。
家に帰って読もうと思ったが、ここ数日、言葉が刺さりすぎてしまっているからか、ページを捲ることができなかった。
ベッドに横たわり、目を閉じる。
私はこれからどうしたいんだろう。
人生の分岐点のような気もしていて、何かを始めないといけない。そんな焦りが襲ってくる。
色んなことが終わっていく、24歳。
人に連絡したことを後悔したり、誘ったことを後悔したり、ツイートやストーリーを後悔して消そうとしたり、好きを叫ぶことさえも少し怖くなってしまった。時間の問題だろうけど、今の私にはそれぐらい自信がないのだ。
来月、遠出をする予定があり、夜行バスを予約しながら、どんな顔で会えばいいのか少し不安になる。自分の心の狭さが原因だ。大切なのにね、怖くなるんだ。自信がないんだ。
自分の嫌なところばかりが目について、人の良さばかりが見えるから羨ましくなる。
そんな自分でも、好きを叫んでもいいのだろうか。連絡しても迷惑だと思われないのだろうか。読んでもらえなくても全然いい。全て自己満だから。
迷惑じゃないといいなと思いながら、スマホの画面をスクロールする。
自己満だと割り切って、期待なんてせずに思いっきりだいすきだと、何があっても応援すると叫びたい。
最近の自分。
大嫌いな自分のいろんな部分。
大好きな人にはどう見えているんだろう。
ありのままの自分を好いてもらえるって、どうしたらそんなことができるんだろう。
親友もいない私にはわからない。
最近のこころのなか。
もやもやどろどろした、ほんとうのこころのなか。