デニムなしでも1年暮らせたわけ
誰もが一枚は持っている服、デニムパンツ。ジーンズ。ジーパン。インディゴで染められた(現代本当にインディゴで染められたものは少なさそうだけど…)、あのパンツ。
唯一持っていた一本を手放して、1年以上経っていました。
1年以上持たなかった理由は、いらないからではなく、似合わないのと、ベストな形のものに出会えないから。
わたしはウェストの割に骨盤が広い体型で、骨盤に合わせるとウェストぶかぶか、ウェストに合わせると骨盤でつまって入らない。
顔タイプやパーソナルデザイン、骨格的にも、デニムもパンツスタイルも似合わないと定義されがち。実際、基本パンツスタイルですが、確かに似合うパンツを見つけるのはかなり難しいのです。
カナダに渡航する前に、これは!というデニムを見つけ嬉々として履いて行ったのですが、他国の洗濯事情で伸びてしまったのか、ウェストがぶかぶかで履けなくなっていました。(ちなみに写真右端のもの)
高かったので手放したくないな…と思いつつも、デニムって重いし、結局あんまり似合わないし、これからの長旅の間はなくていいかも。いるなら帰国してまた検討しよう、とお別れしたのが2023年10月30日。
気付けば1年以上、デニムのない生活をしていたわけです。
1年と少しの間、「デニムがあったらな〜」と思ったのは、本当に数回でした。
①軽い登山の時
②掃除(片付け)の時
結局はほかのパンツで代用できました。しかも、作業をしながら「いや、しゃがむと下着が見えたり、膝の後ろに生地が当たって痛かったりするから、別にデニムである必要ないな」とも思いました。
勝手に、作業着=デニムと思い込んでいた(元々の服の用途としては合っているのだけど)のですが、わたしの手持ち服だと夏はざっくりとしたリネンのパンツが、冬はやわらかいネルやウールのパンツがその代わりになり、あれ?これデニムなくてもいいな…と改めて気づきました。
ということは、わたしのワードローブではデニムは完全に"ファッションアイテム"と捉えるべき、として改めて考えると、似合うものが見つからないのなら持たないといけない服ではないとわかりました。
いつか、これは!という一本と出会えれば手元に置いておくのもいいかもしれませんが、そうでないのなら作業もファッションも他のもので回していける。
ターシャテューダーなんかスカートで庭仕事してましたしね…(かわいい)
記録を取ってみることで、「誰もが持っていてもわたしは持たなくていい」と気付けたいい機会でした。
それにしても、服にまつわる悩みは尽きませんね。
懺悔しますと「今年は服の購入8枚まで」と決めていたのにオーバーしてしまいました…もちろんそれ以上に手放しはしたのですが、好きで、似合っていて、着心地が良くて、自分らしいと思える服をいつも着ていられるよう、今年ラストスパートかけていきます!(年末までに100個手放すがまだ進行中です…!)