メイドさんに会いにいく
春は再出発のお祝いに旅行に行ったり、新生活に必要な身の回り品をそろえたり大きな出費が重なったため、GWの休みは遠出を断念し、近場で新たな発見とささやかな刺激を探すことに。
5月の思い出を少しだけ。
カフェe-maid
日本橋にあるメイドカフェ。
綺麗なお姉さん、可愛い女の子を見るのが好き。
久しぶりにメイドカフェにでも行ってみようかなと思い立ち、近場にあるメイドカフェ、コンカフェをネットで検索。
同性を見て癒されるって不思議に思われるかもしれないが、割とこういった女性は多い。
綺麗なお姉さん見ると美容モチベあがるし、可愛い女の子見ると癒される。
いつものカフェ巡りとは趣旨が変わってきてるやんと思いつつも、新らしい世界への開拓に心が躍った。
なんば駅から徒歩で日本橋に向かう。
連休だったこともあり、少しの待ち時間を過ごしたあと席へ案内された。
「おかえりなさいませお嬢様」
メイドさん全員のかけ声で迎え入れられた。
なんかちょっと大声で挨拶されて小恥ずかしいな。
店内は圧倒的に男性客が多かった。
メイド服に身を包んだ女の子たちがせわしなく接客をいていた。
ここ結構流行ってるんだ。
せっかくメイドカフェにきたので、落書きしてもらえるメニューをオーダーしたいと心に決めていた。
提供時、目の前でケチャップでアートしていただいけるとのことだったのでオムライスとコロコロビーフをオーダー。
昼の15時。食べ過ぎかな?とも思ったけど、このために昼ごはんは抜いてきていますから。
料理が提供されるあいだ、常連さんも多いのか、メイドさんとお客さんが親しげにコミュニケーションをとる様子が印象的だった
オムライスが席に届くとここぞとばかりに「うさぎを描いてください!!」とお願いした。
お絵描きしてくれている間、他店のメイドカフェやコンカフェの特徴や情報をメイドさんに教えていただいた。
そして「ここは魔法をかけないタイプのメイドカフェです!」と言われた。
魔法ぅ?
何かで見たことあるよ。よく食べ物に向かって両手でハートマークかざしながら「おいしくなーれ」とかやっているあれのことかしら。
それを聞いて少しホッした。
わたしはどんなリアクションしたらいいの?
魔法をかけられているとき、周りにどんな風に思われているか。
でもまてよ。
みんなも魔法かけられているんだったら、そんなに恥ずかしい状況でもないかもしれないな。
勝手に妄想モードに走っているあいだに
ありがとうございます!!
うさぎさんはいつどこで見ても可愛い。
基本店内の撮影が禁止されており、ご飯だけメイドさんの立ち合いのもと撮影可能だったので、今回は記念すべきうさぎオムライスのみ撮影させていただいた。
食べるのもったいないな~と思いながら、コロコロビーフも合わせて完食。
メイドカフェなのに、おいしい洋食屋さんの味にはびっくり。
店内では、御用があればベルを鳴らしてメイドさんを呼ぶシステム。
ベルは飛んでいかないよう伝票を下敷きにしていた。
いくらくらい食べたのかな~とお会計伝票を見たかったので、ベルを少しだけ持ち上げて伝票を手元にたぐり寄せようとすると、チャリ~ンとなってしまった。
ほんとうに小さな音だったと思う。
だけどメイドさんは聞き逃すはずなく、すぐに要件を伺いにきてくれるほど、至れり尽くせりだった。
「あっあの、伝票みたかっただけなんです。ベルが鳴っちゃって。」
わたしはちょっと挙動不審だったかもしれない。
ちょっとどころじゃないな、きっと慣れない状況に終始挙動不審だった。
ちなみにお会計も席で済ませるシステム。
お見送りしていただいたメイドさんに「ご飯おいしかったです。メイドカフェだからって舐めてました」と伝えると
「うちお料理に力を入れていまして。美味しいご飯屋さんに来たらお店のスタッフが、たまたまメイドの格好していたって体でさせていただいているんです。」
なるほど!
いつものカフェめぐりと趣旨変わっていませんでした。
あまりにもおいしくて、スタンプカードまで作っていたただく始末。
また来るからね。
珈琲艇キャビン
メイド喫茶のあとは、徒歩で珈琲艇キャビンにすこしだけお茶しに立ち寄った。
この辺りじゃわりと有名なレトロ喫茶。
船内をイメージした内観は船のハンドルや模型がずらり。
今回はカウンターに案内していただいたが、窓際から見える景色は甲板のようなテラス席と道頓堀川。
見た目の可愛さに心奪われ、季節限定のキャラメルベアをオーダー。
キャラメル珈琲にホイップクリーム、キャラメルソース、珈琲ゼリーとくまがトッピングされていた。
うさぎやら、くまやら、可愛いものはいくつになって見ても嬉しくなる。
のんびり過ごしたかったけど、こちらも人気の老舗喫茶なだけあり、連休も相まって多くの人が来店していた。
平日の昼の時間帯が狙い目なのかもしれない。
高校のとき、友人達と遊ぶときは必ずこの辺りにきた。
南海電車のなんば駅をおりて、OPAで洋服みたり、カラオケいったり、プリクラ撮ったり。バカみたいに毎日プリクラ撮っていたし、そのシールを友人達と交換してはノートに張ってプリ帳なるものが存在していた。
思い出がたくさんつまった当時の聖地だったんじゃないかな。
観光地としても有名な場所だけど次第に大人になるにつれ、来ることも少なくなっていた。
懐かしいなと思う反面、見慣れた建物が解体されては新しい商業施設が建ち並び、当時の街の面影も少しずつ遠くなるほど、わたしは大人になったんだと気づいた。
あと5月に嬉しかったことは、
南の島を感じたくて、最近新入りが我が家に仲間入り。
ガジュマルの木がある生活。
毎日口元緩ませながら眺めている。
新緑の候ってなんだか気持ちいいですね。