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一雨ごとに寒くなり、熱燗が恋しくなる

今日も雨だった。
秋の雨は、冬の足音だと思う。
一雨降るごとに、微かだが、確実に寒くなっていくのだ。

そんな時期にもなれば、もちろん体が熱燗を欲する。
今日は岡山県真庭市の酒蔵「落酒造(おちしゅぞう)」さんの日本酒会が岡山市内で開かれていた。

熱燗Loverの私には必飲の酒「大正の鶴」を飲むため、表町の成田屋栄町店の日本酒会へ出席。改めてお燗の魅力を味わった


熱燗はいい。
まず、体になじむ。
粘膜になじむ感覚がする。
お味噌汁のような安心感と旨味が、熱燗にはある。

なんせ、“酒なら純米、燗なら尚良し”という言葉があるほどだ。

高いバッグや靴や服、そんなものはあの世へもっていけない。
地獄の沙汰も金次第と言うけれど、あの世にお金も持っていけない。
ならば、美味い飯を食い、美味い酒を飲む。これが1番理にかなった過ごし方なのではないだろうか?

そんなことをつくづく思いつつ、
今日も酒器を傾けてた。
寒いのはほどほどにして欲しいけど、熱燗が美味しくなる最高のスパイスとして許してやらなくもない。

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