不普遍
実験。いや、日常。
“虚しい”ので、今、指を動かしている。
「この後——」と考えると、その「答え」を探さなきゃならなくなるので、それらの工程を、今、省いている。
Q&Aに応えたくなる日常と拒絶したい日常がある。
現在の日常は、気の向くままに指を動かし、ごみみたいな文章をつれづれに書き捨ててきた方を指す。
「Q&Aを省く」という知恵を身に着けたのは、それほど過去のことでもない。
いや、現在も、「この後——答え」を1セットで考えられることが“普通の人”だと思っているので、割り切らずに頑張ることも、普通にある。
そもそも、“この後、仕事(朝)の準備をしなきゃならない時間”に、それをせず、ただただタイピングに救いを求めるというのは、頭のおかしな行動だ。
「何で今日仕事に遅れたんだ!寝坊か?!」
「いや、まあ、う~ん……」
言い澱む。
「寝坊」を、匂わせ——る。
何をしたらいいかわからなくなって、何もしたくなくなって、ぼーっとするよりはまだマシかと思って、PCを開いてタイピングしてました——なんて遅刻の理由にはあげられないから。
「普通の人」の皆々様、受け止められますでしょうか?
この際、はっきり言ってみようか。
うるせーよ、マジで。
「遅刻」ごときでうるせーんだよ、ガタガタ。
「時間」で埋め尽くされてんのか、脳みその中!?
あなたは「時計」なの!?
「電池」で動いているの?!
その頭と、目覚ましのアラームは「同期」しているのですか?
ずいぶんと「ハイテク」でおま。
こっちは、砂時計レベルなんだよ(苦笑)。
よく、「君が遅刻することで、周囲の人間の時間も、結果的に奪っているんですよ」とお偉方は搦め手を使ってくるが、だから何やねん。
その時間で別のことしたらええやん。
頭の中で大喜利のお題を考え、解答して、一人でニヤニヤしてりゃあいいんじゃねえの?
「時間は誰にでも平等」という絶対普遍の価値観に異議申し立てることに快感があるんだよ。
インド人もびっくり。「0」を発明したことに、難癖付けるような頓珍漢ぶりに酔いどれてるんだよ。
まあ、現実は“心の中で——、酒も飲まない”のですけれど(笑)。
以上、実験を終了させてもらいます。