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ハライチのターン▶世間のターン▶ハライチの……

これを果たしてどう思うかと言えば「オモロそう」一択なのだけど、世間はまだざわついているのだろうか――ハライチ岩井さんと奥森皐月さんの結婚。

「説明責任」なる微妙な言葉を、今回ほど見事に体現されたことはないのではないか――と、久々に「ハライチのターン!」を完パケで聴いていて思ったのだが。

当初不快感を示していた人は、結局、未だに不快感が拭えないらしい。

そんな不快感が拭えない人のために、男性の男性による男性のために、は、ならないかもしれない説明を、男性の責任として果たそうかと思っていたのだけれど、どうしたものか。
正直、13歳の女性と31歳で知り合い、19歳の時に37歳で結婚している人に鳥肌が立つ人たちへのアンサーにはなるが、「岩井・奥森」という個別の案件に対しては、ハライチ(岩井さん)が、ラジオの中で十二分に説明をし尽くしたと思っているので、それを述べると論点としてはズレていく。

だから、現時点で言えることとしては、完璧な「説明責任」など存在し得ないということになるのだろう。
今回ほど、この事実を痛感せざるを得ない事象を見たことがない。
支持率に左右されて政治を行うなど愚劣極まる――自分が、今、岸田首相の立場だったら、勇気リンリン100倍で、「おーはー」と言いたくなる気分だ(そうッスよね、首相)。
もちろん、自分が「男性を代表」して、“男性とは”を答えたとしても、すでに鳥肌が立っている人たちは、納得感より不愉快さが何倍も上回るだろう。

最後に、岩井さんが結婚したことに対し嫌悪感が生じるのは、それぞれ思想信条の自由があるので了とするが、個人的にそれを表に向けて示すことは、自分の人間性を自身で毀損してしまっていると思うので、やめた方がいいと思う。
露悪趣味があるのなら話はこじれるが、今回のことに対しおぞましさを披瀝しているようでは、性的マイノリティーの恋愛、そして結婚など「夢でしかない」。
独り言やハミング程度に抑えられるよう、努めてもよいのではないだろうか?

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