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【就活】長期インターン経験者が語る、『ベンチャーでの成長』の本質

よく就活セミナーや企業紹介文では、『成長したい人はベンチャー!』と書かれている。

それはどんな成長なのだろう?

#大学三年生時 #40人規模のベンチャーでの長期インターン半年でやめ #メガベン長期インターンへ移行 #学習欲高め #成長志向強め のわたしが、辿り着いた答えを伝えたい。
(是非長期インターンを経験していない、ベンチャー志向の就活生に読んでほしい。)

結論から言うと『成長したい人ほどむしろ大手』、『(精神的)安定を欲する人ほどベンチャー』が向いている。

もちろん一概にベンチャーでは成長しないと言いたい訳でもなく、ベンチャーが悪いと言いたい訳では全くない。

たとえば超スタートアップであれば、ある方面で優秀な創業者の方々と近くで仕事が出来ることがある。求める成長にもよるが、経営的視点など創業者の思考を学べる絶好の成長機会となるだろう。

ただ一般的なベンチャー(スタートアップやメガベンチャーを除く)では、成長ではなく『自分は必要とされている安心感』しか得られない。

超スタートアップとは異なる意味でメガベンチャー規模になると、成長が約束される。それは優秀な社員しか残れないため、自分が雑務をこなすだけでは評価されないからだ。

つまりメガベンチャーでは、自分の頭で考え、行動し、成果を出さなければいけないため、実力がつく(=成長する)。

一方ベンチャー(スタートアップやメガベンチャーを除く)では、『言われたことを淡々とこなし、考えることを放棄し、絶対服従する人』を求める。

ベンチャーは人手不足であり、特に現場での人手が足りていない。

つまり経営が板についた30-50人規模からのベンチャーでは、現場の人手を賄うために、潜在的に認められたい人や、成長したいと唱える無知の学生を当てようとしている。

そのためいざ入社しても行っていることは、すべて(人手が足りていれば)誰でも出来るような雑務で、社会人としてのホウレンソウは学べたレベルでしか成長できない。

これは本当にみなさんが求めている成長なのだろうか?

さらに後追いで、その状況に気がついても特定の分野で成長していないことがネックになり転職できず、『その会社しか受け入れてくれる会社はない』と思い込ませ、無自覚に会社に依存させる負の連鎖が入社とともに始まっている。

以上を通して伝えたいこととは、

本当に大きい失敗、大きい成長が欲しい人ほど、ベンチャー(スタートアップやメガベンチャーを除く)には行くべきではない。

むしろその他の環境で頭角を現すことが、最速の成長ルートである。

ベストな選択肢を選べる就職活動に。

長期インターンのおかげで、わたし自身は人生を棒に振らずに済んだと本気で思っている。

ただベストな就活とは、学生にとって、あなたにとって、最高な働き方を見つけることだ(ベンチャー批判をしたい訳では本当にない)。

一人一人がベストな選択肢を取れる世界になるよう、少しでも多くの就活生にこの記事がお役に立てるよう願いをこめて。

最後まで読んでくださりありがとうございます☺