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重い腰を上げるための6つのコツ

一人で過ごす年越しも悪くない。そんな気分の大晦日。

今年の年末年始は暦の関係で休みは長くはないですが、ここぞとばかりに本を読んだり記事を書いたりしています。

運営している読書ブログ「あすよみ!」では「#年末積読解消チャレンジ」と称して今年一年間本棚に眠っていた本たちを読みまくるというチャレンジを行っています。

ちょっとボリュームが多すぎるのでさすがに全部読むのは難しいですが、こうやってテーマを決めて追い込むことでかなり読み進めることができているのも事実。

昨日だけでも4冊読了しました。
こんなに読んだのは初めてかもです。

読書というのは不思議なもので、読めば読むほど読めるようになっていきます。

「時間ができたら読む」と言っているときは全く読まないのに「ちょっと読むか〜」と重い腰を上げるとどんどんと読み進めることができるのです。

本好きを公言している僕にも読みたくないときは山のようにあります。

仕事が忙しかったりゲームがしたかったり、色んな理由をつけて本を避ける時期もあります。

しかし一度読書を始めると一気にのめり込み、気づけば一日中読んでいたことなんてしょっちゅう。

僕はこれを読書の最大の魅力だと思っています。

「読めば読むほど読める」

言葉にするとかなり単純な話だけど、行動に起こすと不思議な実感を伴って味わうことが出来ます。


結局「最初の一歩」

これは読書に限った話ではないと思います。

おそらく多くの人が似たような経験を読書以外で味わったことがあるでしょう。

一度ゲームをつけたら気づけば朝までやっていた。
ちょっと空き時間にYou Tube見始めたら数時間溶かしていた。
一箇所だけ掃除を始めたら部屋全体やらないと気が済まなくなってしまった。

まるでフローに入ったかのように、熱中する瞬間。
これが人を虜にして、その人を形作るのだと思います。

じゃあこの現象を起こすにはどうすれば良いのか。

結局「最初の一歩」なんですよね。

最初の一歩をきちんと踏み出せば心と身体がノッて、いつの間にかトップスピードになっているのです。

逆に考えるとノッてこない場合はその作業は向いていないのかもしれません。

「やり始めたら乗るのは分かってるんだけど、その一歩が面倒なんだよ」

そう思いますよね。うん、僕も思います。

ここに関しては僕もまだ結論は出ていません。

「四の五の言わずにやれ」という意見も見かけますが、僕の場合そんな精神論では乗りません。
そんな甘い言葉に乗ってたまるかと、むしろ頑なにやらない場合のほうが多いです。

じゃあどうやったら気持ちよく第一歩を踏み出せるのか。

稚拙な人生を振り返って気付いたポイントをメモしておきたいと思います。
(そしてやる気がでないときに思い出したい)

重い腰を上げるための6つのコツ

(手軽なものから)

<まとめ>
1.お風呂やお湯を沸かしている間に始める
2.ちょっとだけ運動する
3.スピーカーから音楽を流す
4.カフェで作業する
5.人との待ち合わせ前に始める
6.人と短時間だけ会う

1.お風呂やお湯を沸かしている間に始める

家事の合間にやるのはスモールスタートにはかなり向いていると思います。

よくやるのはお風呂に湯を張る10分ぐらいの時間や、お茶を作るために湯を沸かすのを待つ間など。

特に後者はやかんの見張りも兼ねて立ちながら本を読むことが多いです。
ゆらゆら揺れながら本を読むとちょっとした運動にもなります。


2.ちょっとだけ運動する

これは「ちょっとだけ」というのがミソ。

本気で運動して全身疲労してしまうとそのまま寝たくなっちゃうので、あくまで全身の血の巡りを良くするための運動ぐらいがおすすめです。
(多分慣れてきたらきつい運動後もできるかもしれませんが、今の僕には無理です)

僕はよく「とりあえずスクワット10回」と言った感じで軽く体を動かすことが多いです。

スクワットは血が巡ってる感じが分かりやすいと思います。


3.スピーカーから音楽を流す

これは「普段とは違う家の環境」を作るための儀式だと考えればよいかと

僕は家ではスマホからそのまま音楽を流しているのですが、作業に集中したいときはスピーカーに切り替えます。

「作業するための環境を自ら作っている」と認識することで「せっかくならちょっとだけやるかあ」と言った気持ちになることを狙います。

ちなみに流す音楽は慣れ親しんだものがおすすめです。
慣れていない曲だと音楽に気を取られるので。

最近は懐かしいアルバムを選んで聴くことが多いです。ちょっと感傷に浸りながら読書を楽しむのも乙なもんです。


4.カフェで作業する

これまでのコツはすべて家でできることでした。

しかし場合によっては「家では体が動かねえ」とベッドに吸い込まれるときもあるでしょう。
というよりそんなときばっかりです。マジで。

そうなれば一回家を出るのが得策。

どこかカフェにでも行きましょう。

僕は一人でカフェに入るのが勇気がいる小心者なので行ったことのある店にばかり行きます。
じゃないと緊張して作業するどころじゃなくなってしまうので。

というわけで大体はコメダかドトールに行きます。
最近はコメダの一強ですね。
コンセントもほぼ完備されているのでかなり快適。

あと大崎駅のTSUTAYA(スタバ)もかなり穴場だと思います。
数回しか行っていないですがスタバの中でも空いてる方で、簡単に座れました。

カフェは周りの人の目があるので作業しないと、という気持ちになりやすいです。

カフェでスマホをいじり始めたら周りを見渡しましょう。
きっと周りには勉強や作業に励む人が多いでしょう。ほら、負けじと頑張れ。


5.人との待ち合わせ前に始める

これは性格によってはおすすめできません。

なぜなら「作業がノッてきたからキャンセルする」というツワモノもいるだろうからです。

しかし僕のような小心者は「ノッてきたけど約束してるから行くか…続きは帰ったらやろう」となるのでこの方法が使えるのです。

出来れば待ち合わせ場所に早く行って近くのカフェで作業するのがおすすめ。

本を読むぐらいなら待ち合わせ場所で立ちながら読むのもいいですね。
(待ち合わせに本を読んで待ってる男ってどうなんですか?僕的には良いと思うんですが時代遅れなのか…?)


あーでも書きながら思いましたが、最近「待ち合わせ」という行為がそもそもなかった。

さて、次に行きましょう。


6.人と短時間だけ会う

これは他に比べると他人に依存する割合も多いので難しいのですが、成功すればかなり強力だと思います。

短時間で切り上げることで、人と会った気持ちいい感覚だけを持ち帰ってポジティブに活動できることが多いです。

たとえ飲み会でどれだけイイ話を聞けても、深夜に帰ったらそこで聞いたことも忘れてしまうし初動が遅くなってしまいます。(大抵はそのまま出来ずじまい)

それであれば早く飲み会を終えて、帰りに本屋に寄って勉強になる本を買うのもいいし、帰ってすぐにもらったアドバイスや刺激を元に行動すれば良いのです。

人から受ける刺激って一番行動を促しやすいと思っています。

特に先人から学べることはとても貴重です。

なのに遅くまで飲み会をするとせっかくの学びが消えてしまうのです。

楽しむだけの飲み会ならいざしらず、説教じみたアドバイスをするなら早く帰らせて反省する時間がほしいものです。


余談ですが、僕が感じる会社で手っ取り早く高感度を上げる行動って「会議を早く終わらせる」ことだと思います。

部下の心が離れていると思う上司の方、ぜひ下っ端の気持ちを考えてみてください。(下からの叫び)


おまけ:スマホとの付き合い方。

そういえば作業時のスマホとの向き合い方には触れていませんでした。

「離れた場所に置く」「集中用のアプリを起動する」などあると思いますが、ここに関しては僕はまだ最適解がありません。

この文章を書いてる間も3回はTwitterを見てしまっています。困ったもんです。

誰か良い付き合い方があれば教えて下さい。


まとめ:最初の一歩を支える6つのコツ

いかがでしたか?今回は重たい腰を上げるための6のコツを紹介しました。


<まとめ>
1.お風呂やお湯を沸かしている間に始める
2.ちょっとだけ運動する
3.スピーカーから音楽を流す
4.カフェで作業する
5.人との待ち合わせ前に始める
6.人と短時間だけ会う

2021年、新しい目標に対して動き出せないときはぜひ参考にしてみてください。

僕もこれを読みながら読書や記事を書いていきたいと思います。


あ、これが2020年最後の投稿になりますね。

これを読んでくれたあなた、どうもありがとうございます。
きっと心優しい、そしてちょっと手持ち無沙汰な方でしょうか。

これからも皆さんがちょこっと楽しくなる文章をお届けできれば幸いです。

良いお年を。

それではまた。

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モリワキ
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