【騎射場】ようこそ伝説の冒険家ヤマシタケンタ
平成最後の夏、南九州で1万人以上が暮らしている我がキシャバ族を探しに、甑島に生息しているヤマシタケンタという男がやってきた。
彼はなにやら甑島のスタジアム清掃員をしているらしい。
彼はこのキシャバでも清掃する場所がないか探しに来たらしい。
キシャバ族で兄貴と呼ばれている私(須部)は、とりあえず彼を秘密の隠れ家へお連れした。
有名人が来た!
「偶然は必然的」をコンセプトに秘密の隠れ家的なギャラリーカフェ「Serendipity」。
店主「キャ〜!!!」と悲鳴をあげた。
何事かと思ったが、次の瞬間理由がわかった。
店主「有名人がうちのお店に!会いたかったんです!」
と、握手をせがむ。
なんてこった。どうやら彼は単なる清掃員ではないらしい。
一体何者だ!?スパイか!?
gallery cafe Serendipity
鹿児島市下荒田4−44−8
TEL 099-203-0088
とりあえず、彼を油断させるべく、おしゃれにパスタランチを食べることにした。
彼は清掃員としての在り方や覚悟を語った。
ケンタ「これからは島を清掃し尽くして島をブランディングしてやるんだ!」
一体何を言っているのか分からなかったが、ものすごい覚悟だけは感じた。
ますます一体何者なのか!?
場所を移動し、我らがキシャバ族の集会へヤマシタケンタを招待した。
キシャバ族のトレーナーぐっさんの居城だ。
ケンタ「と、ところで、ここは今なにをしてるんですか?」
すべのアニキ「なにって、集会だよ。キシャバ族の。少なくとも年に2、3回はこうして地域住民で集まって顔を見合わせてんだよ。」
すべの兄貴「うちのトレーナーのぐっさんパパがな、根室のサンマを仕入れたらしいんだ。一緒に食おうぜ。採れたてだぜ。」
ケンタ「あっ、はいっ!最高です!ありがとうございます!ちょうどお腹空いてたんです!ちょうど、赤飯とか食べたいなっ、なんて!」
キシャバ族のヘッドコーチ晃ちゃん(写真:上右)は騎射場であぶりや晃房という炭火やきとり屋をしている。炭の扱いはお手のものってわけだ。
騎射場の駐車場で炭火バーベキューは日常茶飯事だ。(たぶん)
ぐっさん「ケンタさん有名人ですよね?もしかして同い歳じゃないですか?」
なにやら鹿児島あるあるの「年齢とどこ出身」の探り合いトークをしているらしい。
ケンタ「おー。同い歳ですね。」
しめしめ。ようやく隙を見せて来たな、ケンタめ。
さぁ!正体を表せ!ケンタ!お前は一体何者だ!
私はキシャバ族の伝統武器「MIZU鉄砲」で彼を捉えた!
すべの兄貴「ここがお前の墓場にならないことを祈るぜ。このまちの仲間は、手荒い歓迎をすることで有名だからな。」
ケンタ「まぁ、そんなに興奮せず、ひとまず危ないからその鉄砲は置きなさいよ。」
ケンタ「私を誰だとお思いで。」(なぜか後ろで水戸黄門のテーマ曲が聞こえる)
おお!それは伝説の冒険家しか持っていないというデジタルカメラか!?
なんと、彼は「日本のおいしい風景をつくる」という壮大なテーマをもとに島を清掃し続けている伝説の冒険家ヤマシタケンタだったのだ!
そりゃあ子供も喜ぶわけだ。
すべの兄貴「サンマうまかったか!?」
ケンタ「はい!最高です!最高です!最高です!!!キシャバ族の族長に感謝いたします。キシャバの皆さんに感謝します。もう、騎射場様に足を向けて眠れません。」
と、いうわけで、最後はお互い燻されたジャケットとシャツをくまなく互いに友好の証として、ファブリーズかけあいの儀式でお清めをして、何食わぬ顔をしてビジネスマンとして、かごしまのまちで真面目な顔をしてスカしてたのでした。
最後に一言いわせてください。
冒険家ヤマシタケンタ最高かよ!
壮大な夢を追いかける彼をみて、誰もが応援したくなる、ファンになる気持ちがわかった。そりゃあキシァバ族でも有名人なわけだ。サインもらっておけばよかった。
番外編
きしゃば女将が人質に捕まってしまいました。なにやら10月に冒険家の妻との密約が決まったらしい。これから面白い企画が始まりそうです。10月も甑島、騎射場の交流戦をお楽しみに。
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