内観するとき

今まで真面目気質で生きてきている私にとって
「ポジティブに生きること」こそが幸せであると思っていた。

口に出すことはいつも前向きで
そうすることで幸せを引き寄せていると感じていた。

実際それはそうなのかもしれない。

でも、常日頃ずっとポジティブって・・・
なかなか、難しい。

時折私は自らのモヤモヤや苛立ちの中に
どっぷりと浸る時がある。

自ら望んで行く。

その世界に溺れそうになるけれど、
毎回そういう時に助けてくれる言葉や家族に
救われたりする。

気持ちの落ち込みを梅雨時期のせいにしたりすることもあるが
今回は明らかに違った。

体調に影響が出ていた。

体に出るってことは長年の積み重ねだったりする。

いつも自分の体をつい疎かにしてしまう。

自分のことよりも
相手があると、そこに頼まれてもいない責任や正義感が出てしまう。

目の前にたくさんの人の心の声までも聞こえてくる。

「鈍感力」を身につけられたらいいが、
それをしたら私のような対人相手の福祉の仕事をしている者は
「思いやり」や「優しさ」まで欠如してしまう気がする。

急に仕事量が増えた中で。言われたくない言葉を連呼された。

「ムリなんです！！！！」
何度も。

いや、わかるよ？
言いたくなるのもわかるけど。

その言葉は私の中で心に大きな壁を作る。

「あぁ、この人とは分かり合えない。分かり合えなくてもいい」

ついに体に不調が出た。

当たり前だ。
人に言われた言葉の後で、上司に何度も訴えた言葉も
「むりなんですって！！」と自ら言ってた。

自分にまで壁を作っていた。

病院へ行くために有給を取り、診察では
「ホルモンバランスの問題。ストレスが原因」と言われた。

これ幸いと思い、
今内観する時間として自分の中の心の声に向き合うべく
久しぶりにnoteを書いている。

昔からつい、
ネガティブなことや思考には弱い。

だから自分が弱っていても口に出せずにいたりした。

今、言えることは
ネガティブは悪ではない。

この感情も好きなのだ、私は。

だからしっかりと感じたい。

モヤモヤも悩みも
思い通りにいかない現実も
今感じることを自分で選んでる。

他人が決めたのではなく、
私が感じたいと決めて生きている。

で、知っている。

この悩みの先には
希望が待っている。

幾度となく超えてきた山や谷があるから
この気持ちのあとはまた違う自分が待ってる。

私って人間は面白いやつで
毎日毎分毎秒コロコロと変わる感情の中で生きている。

穏やかで落ち着いた大人に・・・は
到底なれそうもない。

私は、自分の喜怒哀楽や
変化する自分を楽しむために生まれてきてるから
これからももっと自分の中の闇と向き合っていく。

でもその闇の中だから光が見えてる。

ちゃんと光はある。

希望だけは忘れていないから
明日の満月には月に感謝して祈るよ。

いつも生かされていることに心から感謝。

明日があるなんて誰にもわからない。
今この瞬間を大切に。