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【BAL】オフシーズンを振り返ろう

 こんにちは、Let's 5G(れっつ ごーじー)です。
各チーム実戦が始まり、徐々に開幕が近づいてきました。

BALはスプリングトレーニング初日に、昨シーズンサイヤング賞4位と飛躍を遂げたKyle Bradishが戦線離脱し、開幕は絶望との報道がありました。

大変残念ですが、今オフはCorbin Burnesの加入など今オフはビックなニュースもありました。
今回は、今オフシーズンの振り返りとして、入退団した選手を見ていこうと思います。ぜひ最後までご覧ください。



【入退団選手一覧】

(例)選手名 (年齢) /ポジション/ 新・旧所属チーム /23年成績

【主な加入選手】
Corbin Burnes(29歳)/先発/ MIL/ 32試 10勝8敗193.2回200奪三振 防御率3.39
Craig Kimbrel(35歳) /抑え/PHI/ 71試8勝6敗23セーブ69回94奪三振防御率3.26
Tyler Nevin(26歳) /内野手/DET /41試 19安 2HR 10打点 打率.200 OPS.622
Nick Maton(27歳)/内野手/DET/93試 43安 8HR 38打点 打率.173 OPS.593
Sam Hilliard(30歳)/外野手/ ATL /23年40試 17安 3HR 6打点 打率.236 OPS.726

【主な退団選手】
Kyle Gibson(36歳)/先発/STL/ 33試15勝9敗192回 157奪三振 防御率4.73
藤浪晋太郎(29歳)/中継ぎ/NYM/64試 7勝8敗 79回 83奪三振 防御率7.18
Jack Flaherty(28歳)/先発/DET/29試 8勝9敗 144.1回 148奪三振 防御率4.99
               (BAL)9試合1勝3敗34投球回 防御率6.75
Adam Frazier(32歳)/内野手/KC/ 141試 163安13HR 60打点 打率.240 OPS.696
Aaron Hicks(34歳)/外野手/LAA/93試 68安 8HR 36打点 打率.253 OPS.736
              (BAL)65試 55安打7HR 31打点 .275 OPS.806

【加入選手】

・Corbin Burnes

 今オフ最も話題を呼んだニュースと言えば、やはりBurnesの加入でしょう。言わずと知れた21年サイ・ヤング賞投手です。

 若手が豊富のBALにとって、絶対的なエースがいないことは、ひとつのウィークポイントでした。(個人的には、昨オフにOAKから獲得したCole Irvinがその役割を担う投手になることを少し期待していましたが。。。) 当初、CWSのDylan Ceaseの獲得が噂されていた時期もありましたが、結果的にはMILからCorbin Burnesをトレードで獲得するに至りました。

サイ・ヤング賞を獲得した2021年から3年連続で2ケタ勝利&200奪三振を記録し、この間は年平均31先発187イニングを投げるタフネスさは彼の魅力の一つです。また、22年に最多奪三振を獲得した高い奪三振能力も非常に魅力的で、同じく奪三振系のGrayson RodriguezがBALの真のエースに成長するために、いい手本になってくれることにも期待しています。

しかし、21年をピークに奪三振率・四球率が毎年低下しているなど、やや気になる部分はあります。勝ち星は11勝→12勝→10勝と大きな変化はないものの、投球内容の変化には少し懸念材料があります。

若いBALのチームの中でサイ・ヤング賞投手がどのような効果をもたらしてくれるのか、成績以外の部分にも非常に期待しています。


・Craig Kimbrel

 Kimbrelの加入もビックニュースの一つでした。守護神BautistaがTJ手術のため全休が決まっているなか、頼もしいクローザーが加入してくれました。詳しくは、以前noteに投稿しておりますので是非ご覧ください。⇩


・Tyler Nevin

 昨シーズンまでLAAの監督を務めたPhil Nevinの息子であるTyler Nevinが戻ってきました。昨オフにDETに移籍したものの、わずか1年で古巣復帰となりました。DETでは22年に比べ出場機会を減らしたものの、オープン戦ではホームランを放つなどアピールを続けています。


・Nick Maton

 Nevinと共にDETから加入した、27歳の内野手です。選球眼が非常に優れており、昨シーズンのBB%は13%を記録しています。(Rutschmanと同程度の割合です) しかし、守備はイマイチといったところなのでなんとか改善してほしいところです。

・Sam Hilliard

  強豪ATLからやってきた強肩と一発が魅力の外野手です。昨シーズンは3HRでしたが、21年はCOLに所属し81試合で14HRを放っています。一方で、三振率が非常に高いのがウィークポイント。
ちなみに、バッティングフォームはフォロースルーが23年本塁打王のOlsonに似ている気がしますがいかかでしょう?


【退団選手】

・Kyle Gibson

 35歳にしてキャリアハイの15勝&キャリア100勝到達と予想外の活躍を見せたGibson。若いローテ陣の中で33先発とフルシーズン頑張ってくれました。毎回5~6回を2~4失点程度にしっかりまとめ上げゲームメイクが非常に優れていた印象です。
昨シーズン低迷したSTLに加入しどんな活躍を見せてくれるか楽しみです。

・藤浪晋太郎

 TDLで電撃加入からわずか半年での退団となりました。今年もBALのユニフォームで彼の投球を見たかったですが、NYMへの移籍となりました。MLBでも屈指の剛速球を武器に、新天地での活躍に期待しています。


・Jack Flaherty

  藤浪と同じくTDLで獲得した先発右腕。ポストシーズンに向け先発補強ということで獲得しましたが、BALではなかなか結果を残せませんでした。今シーズンはマエケンが在籍しているDETでローテを目指します。

・Adam Frazier

  21年からPIT→SD→SEA→BALと毎年活躍の場を変えていたFrazierはまたも移籍でKCに入団となりました。昨シーズンは、セカンドのレギュラーとして安定的な守備を魅せながら、キャリアハイの13HRをマークし、陰ながらBALの打線を支えてくれました。
早くも、25年はどのチームでプレーするのか楽しみな選手です。

・Aaron Hicks

 TDLでの彼の獲得はまさに大成功でした。2019年に27HR OPS.833とブレイクし、NYYと長期契約を結ぶも翌年以降はケガ&不振続きで不良債権状態となっていました。しかし、BALでは見事に復活。自慢の打棒を遺憾なく発揮し、随所で好プレーも魅せてくれました。8月9月の戦いは、彼の活躍が非常に大きかったです。

その活躍がLAAの目に留まり、今シーズンの契約を勝ち取りました。
今年はシーズンを通して復活なるか注目のシーズンです。



【まとめ】

 ここまで、今オフの入退団選手を振り返りました。新たに加入した選手に加え、Hollidayをはじめとした、プロスペクト選手たちが現在スプリングトレーニングでアピールを続けています。開幕に向けて、とにかくケガ無く準備を進めてもらいたいです。

また、大変遅くなりましたが、この記事がBAL担当として24年1本目の投稿となります。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

それでは、今回はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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【参考文献】


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