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【BAL】注目のプロスペクト選手紹介

お久しぶりになってしまいました。BAL担当の Let's5G です。

WBCの興奮が全く冷めないですが、いよいよ2023年シーズンの開幕まであと数日になりました。

先日、メジャーリーグ公式サイトで2023年開幕前プロスペクトランキングを発表しました。全体1位にはBALのGunnar Hendersonが選ばれ、球団別でもBALは最多の8人がランクインしました。また、24日にMLB Pipelineがマイナーリーグのベストチームランキングを発表し、BALは1位に輝きました。


そこで、今回はプロスペクトランキングにランクインした選手を中心に、BALの未来を担う若手選手たちを紹介したいと思います。

1,Gunnar Henderson(21) 

Gunnar Henderson (MLB.comより)


2001年6月29日生 188㎝ 95㎏ 右投左打 内野手(3B・SS)
2019年MLBドラフト2巡目でBALから指名。

まず初めに紹介するのは、ポジション別(三塁手)でも1位に輝いたGunnar Hendersonです。

2022年はAA級AAA級2チームで112試合に出場。19HR OPS.947と活躍しFutures Gameに出場します。その後、8月31日にメジャー初昇格・初出場を果たすと、初本塁打を含む2安打の大活躍。最終的に34試合に出場し4本塁打OPS.788と23年シーズンに向けて充実したメジャー生活を送りました。

今シーズン FanGraphは、139試合/20HR/11SB/OBP.345/SLG.437/OPS.782/wRC+124/WAR3.9と予想しています。新人王候補の記事には必ず登場し今年の新人方候補筆頭と言えるでしょう。個人的には、LAAのO’Hoppeとの熾烈な新人王争いが見たいです。



2,Grayson Rodriguez(23)


Grayson Rodriguez (MLB.comより)


1999年11月16日生 195cm 99kg 右投左打 投手(先発)
2018年MLBドラフト1巡目でBALから指名。

2人目に紹介するのは、MLB公式サイトによるプロスペクトランキングでは全体7位。BAL組織内におけるランキングはHendersonに次ぎ2位にランクインしたGrayson Rodriguezです。

メジャー経験はないものの、2022年はAAAで14試合に先発登板し6-1/ERA2.20/IP69.2/97SO/WHIP0.93の成績を残します。昨シーズンはメジャー昇格が有力視されていましたが、6月5日に広背筋の張りで3か月間離脱を余儀なくされました。
通算でもMiLBで69試合に登板し25-9/ERA2.47/IP292/419SO/WHIP0.95と素晴らしい成績を残しています。

彼のストロングポイントは、奪三振率は12.53に対し四球率は僅か2.71と、しっかりとストライクゾーンで勝負ができる投手で、安定感がある点です。
Spring Trainingでは、5試合の登板でIP15.1/ERA7.04と少し苦戦していますが、17の三振を奪うなど力強い投球を続けています。
今シーズンは開幕ローテ入りが有力視されているので活躍が楽しみです。


3,Jackson Holliday(19)


Jackson Holliday (MLB.comより)


2003年12月4日生 185㎝81㎏ 右投左打 内野手(SS)
2022年MLBドラフト1巡目でBALから指名。

3人目に紹介するのは、昨年MLBドラフト1巡目(全体1位)で入団した19歳の逸材です。左打ちの5ツールプレーヤーで将来のスター選手候補のひとりです。父親はCOL、STLなどで活躍し首位打者1回、打点王1回、316HRを放ったMatt Hollidayで話題の2世選手でもあります。

高校時代にはシニアシーズンの40試合でAvg.685を記録。 J.T. Realmutoの安打記録を12年ぶりに塗り替え、89安打の大活躍。17HR/SLG1.392の文句なしの成績を残します。
特筆すべき点は、その間に30盗塁を記録し三振はたったの7回。すべての能力において秀でていることを証明し、高卒選手としては最高額の819万ドルで契約しBALに入団しました。

昨年は、MiLBに20試合出場しAvg.297/1HR/OPS.911を記録。限られた試合数ではありましたが、しっかりと結果を残しています。
現在行われているSpring Trainingでは、16試合に出場しAvg.429/OPS1.056と大活躍。今シーズン中のメジャー昇格を目指して奮闘しています。


まとめ

今回は、BALの未来を担う若手選手3人を紹介しました。
私自身、BALについて探り探りの部分がまだ多いですが、やはり数年先がとても楽しみなチームであると再認識しました。
今シーズン、今回紹介した選手がメジャーで活躍している姿を早く見たいですね。

私事にはなりますが、現在台湾に留学をしております。先日行われた、WBCでは台中で行われた予選リーグの試合を2試合観戦したので後日、それに関する記事も執筆したいと考えています。よろしくお願いいたします。

それでは、今回はこのあたりで失礼します。
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【参考文献】


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