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サブカル大蔵経642金木有香/黒茶鯖虎『三重あるある』(TOブックス)

三重県。

5年ほど前に仲間と訪れて感動しました。

津の大門商店街奥の、観音様と風俗。

鳥羽の旧市街地区のスナックに勤める海女さんの孫と、手引き婆さん。

乱歩と岩田準一と、はしりがねの研究。

伊勢海老、アワビ、松阪牛よりも印象に残った三重米。ホテルの朝飯美味しかった。

伊勢神宮周辺で忌避される葬儀や寺院。日本で一番お寺が居づらいところ。

立派で丁寧な、一身田の真宗高田派本山。東西本願寺より真摯な親鸞教の本物感。

聖と俗、おおらかさと競争、中部と関西。その双方を備え、無分別にひっそりと佇む日本の中心・三重県。

県名も出典が古すぎて謎。

自虐かつ細かい内容と可愛いイラストが嫌味感なく、三重らしい好著。

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岐阜?三重にライバルはいない。p.28

 岐阜と三重のたまらない関係。

近鉄で大阪にも名古屋にも行ける。p.31

 津からセントレアまで、JRか近鉄と思ったら、船が一番速かったです。船で空港へ行く街。かっこいい。揺れたけど。

イオンできると道路が整備される。p.42

 イオン発祥の地パワー。何故三重か。

久居の八廣、ジモン絶賛。p.70

 松坂牛のホルモン屋さん、八廣。ここに連れてってもらいました。おばちゃんがいい感じで注文とりに来てくれました。

語尾に、やんやん・渡瀬マキ。p.86・92

 渡瀬の謎イントネーションは三重的か。

30年続く、年末は朝から朝日屋。p.118

 ここは良心的で素敵なお店です。たまにネットで切り落とし買います。

自販機生産日本一四日市富士電機。p.150

 自販機好きなので、四日市は公害のイメージが残ってたけど、実は昔からお世話になっていたんだと思いました。

小津・市川・高畑、瀬古・野口。p.155

 三重県の有名人、映画監督とマラソン。地味だけど厳しさ半端ないメンバー。

ハチ公待つ上野教授は一志出身。p.155

 渋谷と三重県。

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永江雅邦
本を買って読みます。

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