サブカル大蔵経243ピエール瀧『ピエール瀧の23区23時』(産業編集センター)
この本が誕生するきっかけは「ピエール瀧さんは散歩が好き。しかも夜中!」
禁煙の千代田区で火をつけないくわえタバコ。赤羽の川縁でパイプ試飲。森山直太朗と雀荘とガールズバー。深夜のスケボーに声かけ、駅で学生と写真撮影。西葛西のインド人の話にただひたすら耳を傾け、立石の宇ち多"に閉店後お邪魔してあの親父さんとお兄さんの話を聞く。
本書を通してピエール瀧のサービス精神とホスピタリティに感銘すると同時に、元気だな〜と思いました。不気味なまでの体力が感じられました。
クスリの報道が出た時、本書のことがすぐ頭に浮かびました。何かつながるのかどうかはわかりませんが、無理しないで、そしてあの優しさをこれからも。
台東区。おみくじ凶。ロッテ優勝。投手伊藤。山谷地べた寝、泪橋歩道橋の上に人糞あり。p.20・24・27
初回からまさかのロッテ優勝シーン。ロッテファンとして、伊藤の名前がでたことに感激^_^しかも伊藤が出ているということは、ストッパーが打たれたと推理してるところも共感。
大田区。下町と国際空港セット提言。川崎マンション電気つけすぎ。p.58
本書では川がよく出てきます。
千代田区。神保町ゲームミッキー50円。p.92
東京のど真ん中に、千代田区に、一番の田舎が残っていた。
北区。赤羽の美声堂店主「あ、ピエールさんじゃないですか。」p.102
赤羽の人キター^_^
赤羽の「タバコセンターやまとや」でパイプ試飲。店主「瀧さん、上手ですね。ほんとうに初めてですか?」p.107
手つき?^_^
江戸川区。西葛西でインド人家族宅配者ビネーシユ、女の子はアディーティー。
アーナンドの意味はハッピーなんです。
「瀧さん、聞き役に徹してましたね。」「うん、ビネーシュさん、喋りたいんだって感じだから、存分に喋らせてあげようと思ってさ。」p.172
この章が圧巻だった。
葛飾区。立石 宇ち多"の内田父「変えなかった」p.252
この章も圧巻。まさかの宇ち多"のご主人親子インタビュー。瀧の人間力すごい。
拘置所近くラーメン高野300円。p.262
学生ファンのおすすめ店で食べる瀧。
豊島区。大塚「筋肉直結」p.268
ホルモンとバッティングセンター。
練馬区。牛「モ〜」p.297
まさかの牧場。行ってみたい。
板橋区。革命独立成功。p.333
荒俣宏の案内羨ましいなぁ。
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