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サブカル大蔵経807『日本短編漫画傑作集』①(小学館)
「フリースタイル」編集長の吉田保さん企画編集。第一巻の解説山上たつひこ。
選者、いしかわじゅん、江口寿史、呉智英、中野晴行、村上知彦、山上たつひこ。
第1巻の収録作品は、
最初は手塚治虫から始まる。
貸本系は抒情的で迫力があって。
マンガの〈スピード〉が今と違う。
松本正彦『どくろに頼む』の味わい。
平田、白土、さいとうの圧巻の並び。
石ノ森、つげ義春、青柳、池上の抒情的な並び。
何か懐かしくて、新しい。
この〈かたち〉でマンガを読む嬉しさ。
私が本巻で一番印象的なのは、石川球太の『ひぐま風』でした。
石川球太『ひぐま風』
人間たちは、このとき、ルールをやぶったのだ。p.172
旭川第七師団に山狩りのための出動命令がくだった。宗谷岬のアンちゃんと呼ばれる本名山本兵吉という六十五歳の猟師だった。p.200
苫前の現地に行ったことがあるので、推します。
少ない描線の恐怖。
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